孤独死した現場では遺品整理ができる?かかる費用はいくらなの?
近年、高齢化が進むにつれ孤独死される高齢者も少なからずいます。
孤独死された現場は死臭がひどいため、一般の方では入ることが困難です。
「遺品整理したいのに部屋に入れないならできないの?」という疑問をお持ちの方に知っていただきたいのが、特殊清掃です。
今回の記事では、特殊清掃とは何かについて、遺品整理との関係性を交えながら紹介します。
□特殊清掃とは
特殊清掃とは、ゴミ屋敷や事件、事故、孤独死、自殺などが起こった部屋を次に人が住めるようにする清掃作業のことです。
特に孤独死の場合、基本的に遺体を発見されるのが死後しばらく経ってからなので、特殊清掃が必要です。
人の遺体は死後3日で腐敗が進み、死臭が発生すると言われています。
発見が遅くなるにつれハエやウジ、ゴキブリなどの害虫が発生するほか、体液や血液が床や壁にしみ込み独特の死臭が発生するので、一般の人には清掃できません。
□特殊清掃って資格はいるの?
特殊清掃員になるには特に資格は必要ありません。
しかし、特殊清掃を行うにあたって専門機材の使用法や害虫駆除、感染症の危険性についての知識と経験が必要です。
そのため、事故現場特殊清掃士という資格があります。
これは薬剤などの専門の知識を身に付け、依頼者にしっかりと現状を説明でき、原状回復に業務を実行できる資格のことです。
また、特殊清掃と遺品整理には密接な関係があります。
死臭が漂っていると遺族が遺品整理できないため、まずは清掃作業を行います。
清掃作業を行う際、廃棄物に関する法律や遺品の取り扱いに関する知識が必要です。
そのため、専門の知識を身に付けた遺品整理士が関わってくるのです。
□特殊清掃の費用の目安
床上の特殊清掃:30,000円~
浴室の特殊清掃:50,000円~
消臭剤・除菌剤の散布:10,000円~
消臭オゾン脱臭処理:10,000円~
畳の撤去(1枚):3,000円~
特殊清掃パック料金:78,300円~
※これはあくまで目安の料金であり、汚染度や異臭の程度によって料金は変動します。
□特殊清掃は「クリーンアシスト」にお任せ
特殊清掃において、事故現場特殊清掃士と遺品整理士の資格の両方を身に付けていると信頼できる業者だと言えるでしょう。
クリーンアシストは遺品整理士認定協会推薦優良事業所に認定されており、2つの資格を持ち合わせたスタッフが多数います。
また孤独死の場合、感染症の危険性や近隣住民への配慮が必要であるため、即日対応いたします。
□最後に
今回は、特殊清掃とは何かについて遺品整理との関係性を踏まえながらご紹介しました。
孤独死の現場は遺体の状態がひどいことが多く、遺族にとって精神的ダメージが大きいです。
そんな遺族の方のためにクリーンアシストは特殊清掃、遺品整理また生前整理、家財整理、供養を行なっています。
お悩みのことがありましたらぜひご相談ください。