滋賀の遺品整理業者が教えます!開業時に利用できる補助金とは?
最近、遺品整理業という言葉をよく耳にしませんか?
もともと遺品の整理は遺族だけで行うものでした。
しかし、少子高齢化の影響もあり、家族が離れて暮らすようになり、なかなか家族が故人の持ち物を把握していなかったり、そもそも遺品整理をしにいくのが困難になったりと、なかなか簡単には実行できません。
そこで、急速に需要が高まっているのが遺品整理業です。
比較的、起業しやすい分野なので、今度遺品整理業をはじめてみようかな、という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方が知っておかなければいけないのが補助金、助成金の存在です。
知らないで始めようとしてしまうと損をしてしまうかもしれません。
そこで今回は、遺品整理業を始めるにあたって知っておかなければいけない補助金についてご紹介します。
□補助金
まずは、そもそも補助金とは何かについてご説明します。
補助金とは、簡単に言うと国や自治体への返済が不要で、社会に貢献できる企業に対してサポートをするために給付されるお金のことです。
何種類か存在し、その中から自分に合った目的のものを選んで審査を受け、通ればお金を受け取ることができます。
では、いよいよ遺品整理業を開業するにあたって利用できる補助金について解説します。
この場合は創業補助金が適当でしょう。
創業補助金の目的は、新しく雇用を増やし、需要を生み出して経済を回すことです。
そのため、この目的が達成できそうだと審査で認められれば、給付されることになります。
外部からの資金調達があるかないかで給付額は変わってきます。
□助成金
返済不要な点などが補助金と似ています。
しかし、補助金とは異なり、国や地方の条件を満たしさえしていれば助成金は必ず給付を受け取れます。
種類も数多くあるので利用できる例をご紹介します。
・雇用調整助成金(雇用維持)
・トライアル雇用奨励金(未経験者の試行的の雇用)
・高年齢者雇用開発特別奨励金(65歳以上の高齢者の雇用)
・労働移動支援助成金(退職を余儀なくされた人の早期雇用)
助成金の種類によってもらえる額や期間に差があるためきちんと確認することが必要です。
□起業時に補助金、助成金を利用することの注意点
補助金、助成金をもらうにあたっては申請に時間を要します。
また、申請に通ってから給付されるので急な資金調達には不向きです。
さらに、補助金に至っては給付されないこともあります。
そのため、この2つの制度を完全に頼りにするのではなく最低限の自己資金は準備しましょう。
□最後に
今回は遺品整理業を始めるにあたって役立つであろう補助金と助成金についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
ぜひ、起業するときにはこちらの記事も参考にしつつ補助金、助成金を賢く利用してくださいね。