自分で行う遺品整理のやり方、順番とは?正解はあるの?
故人が遺したものを、取っておくものと処分するものに分類して整理するのが遺品整理です。
なんとなくイメージはつくものの、実際にやらなければいけなくなったときはどうしてよいのか分からなくなります。
さらに、遺品整理は前もって準備できる状況ばかりではありませんよね。
突然の訃報で気持ちが動揺し、沈んでいる中でもやらなければいけない場合もあります。
そして、遺品整理はただの日常の不用品を捨てるのとはわけが違います。
その品物に思い入れが強くなかなか捨てる決心がつかず、精神的にも時間的にも大きな負担を負うことになります。
そこで今回は、その中でもご自身で上手に遺品整理を行ってもらうために、そのやり方と順番についてご紹介いたします。
□遺品整理のやり方と順番
*日程や期日を決める
まずは作業のスケジュールを決めます。
いつごろ取り掛かるか、いつまでに終わらせるかなどを決めて計画を立てていきます。
このころは、お葬式やお墓のこと、相続に関する問題などやることは山積みだと思います。
疲れも溜まる時期なので、なるべく余裕をもって予定を立てましょう。
*遺品を分類する
まずは遺品を分類していきます。
・家具や家電
・衣類
・食器、雑貨
・寝具
・書類、貴重品
・仏壇、人形
このように整理し、それぞれをどう処分するか決めます。
このときに、実は故人がもっていた通帳や、貴重品を見逃さないようにしましょう。
段ボールなどを用意し分類するのがおすすめです。
*分類した遺品の処分方法を決定する
処分の方法としては、手元に置いておく、買取をしてもらう、回収・廃棄してもらう選択肢があります。
まだ新しく使えそうな家具や家電は買取を行ってもらうのも一つの手です。
その際には、保証書や説明書がある方が高く買い取ってもらうことができます。
寝具は一般的に廃棄することが多いようです。
大事そうな書類や貴重品はどうするかは慎重に判断しましょう。
故人が大事にしていた仏壇や人形は思い入れを感じるため捨てるのは難しいですよね。
そんなときは、お焚き上げや供養しえもらえる業者もあるので利用してみましょう。
ここまで、自分で行う遺品整理についてご紹介してきました。
大変そうな印象を持たれた方も多いのではないでしょうか。
そんな方には遺品整理業者に頼むのも賢い方法です。
業者については、遺品整理士という資格をもっているところも多いです。
より早く、効率的に、しかし遺品を大切に丁寧に扱って整理してもらえます。
□最後に
遺品整理の手順についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
もし自身で行うことが難しければクリーンアシストをはじめとした、遺品整理業者をご利用ください。