お焚き上げとは?意味や流れ、費用をご紹介

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お焚き上げとは?意味や流れ、費用をご紹介

家族がなくなった場合には葬儀などの後には遺品整理の作業が必要になります。
遺品と一口にいっても様々な種類を包摂する意味を持っていて、形見分けや売却処分などをするべきものから、不用品回収や粗大ゴミなどで分別処理するべきものなど、処分方法は色々です。
しかしこのような処分に適さないものは別途、対策を立てる必要に迫られます。
それがお焚き上げになります。
そこでその手続きの流れや費用についてご紹介します。
 

□お焚き上げとは?

 
そもそもお焚き上げとは、葬儀後の整理の場面に際して故人にゆかりのある品物を供養し焼却するなどの一連の作業を指しています。
「ものには魂がこもる」という慣用句があるように、日本では古来より伝統的に故人にゆかりのある品物については特別視する風習があります。
このような意向が高いことを反映して、神社や仏閣などで焚き上げることが重視されてきた経緯があります。
その伝統が現代に受け継がれているわけです。
 

□制限がある

 
ところで何でも焚き上げることが出来るかというとそういうわけではなく、物には制限があります。
基本的には故人が大切にしていたものは幅広く含まれます。
従って寝具や書物・人形などのほか、葬儀の際に使用した灯篭や香典袋などが対象になります。
 
これに対して故人が特に愛用していたものは火葬時に棺に入れるのが妥当な場合があり、遺族や友人などで形見分けの対象になりそうなものは、後日に備えて残しておくという選択肢もあります。
特に高額な値段が付きそうな動産類はきちんと相続の手続きをとっておくほうがベターな場合もあるでしょう。
 

□依頼するのが一般的

 
お焚き上げは49日法要や一周期などの節目を目安に、寺院や仏閣に依頼するのが一般的です。
しかし檀家になっている寺もなく、特に身近な神社も無い場合には、遺品整理業者に依頼するのも一つの方法です。
遺品整理業者のなかには、代行サービスを提供している場合もあるからです。
ただしサービスの内容は業者によっても異なるので、事前に宗派や宗旨を問わないのかなどは事前に確認しておきましょう。
遺品整理業者も見当たらないなら、葬儀を挙げた葬儀社に相談するのもおすすめです。
善後策のアドバイスを期待できるかもしれません。
 

□依頼すると費用は?

 
ただしお焚き上げはこれらの専門家に依頼するとしても、費用はまちまちなので、見積もりをとって確認しておくことが必要です。
費用の大体の相場は寺院や仏閣では1~3万円程度になるようです。
遺品整理業者の場合は処分量で計算されることになります。
 
見積もりに納得したら、お焚き上げしてもらう物品を送付して遺品を預けます。
その後は供養などをおこなった後、焼却処分されることになります。

 

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