滋賀の専門業者がご紹介します!場所ごとの特殊掃除の手順とは?
「特殊掃除って具体的にどんなことをしているのだろう…」
「特殊掃除はどういう風に進めていくのか手順を知りたい…」
孤独死した方は、一定期間が経過してからご遺体で発見されるということが珍しくありません。
こうした場合、特殊掃除が必要ですが、どのような手順で特殊掃除が進められるのか知らない方も多いですよね。
そこで、今回は清掃する場所ごとにどのような手順で特殊掃除を進めるかについてご紹介していきます。
□リビングの掃除手順
リビングの掃除は主に以下の手順で行われます。
・作業前の消臭・消毒作業
・汚染された遺品の整理
・害虫駆除
・汚染箇所の解体・清掃・消毒
・オゾン脱臭
・壁紙やフローリングの張替え
まず、感染症を予防するためにも、作業前には消臭・消毒を行います。
さらに、作業がしやすくするためや汚染箇所をはっきりとさせるために遺品を整理します。
汚染箇所が表面の洗浄だけでは汚れが取れなかったり、臭いが残っていたりする場合には解体作業が必要です。
あまりにも腐敗が進んでいる場合や広範囲にわたっている場合などは、修復が不可能なのでリフォームすることもあります。
□お風呂の掃除手順
入浴中に亡くなった場合の特殊掃除の手順をご説明します。
基本的には、リビングの作業と同じ手順で進めていきます。
しかし、浴槽に浸かった状態で亡くなっていると、浴槽の水に体液が染み込んでいる場合がほとんどです。
こうした場合、栓を抜いて下水道に流してしまうと、下水道管に汚れや臭いが付着してしまい、お風呂以外にも影響が生じます。
そのため、消毒を行った後、特殊な吸収剤を用いて、浴槽の液体の処理を行います。
また、密閉空間で湿度も高いため、カビの発生率が高いのも特徴的です。
さらに、床と浴槽の間から基礎の部分に体液がしみ込んでいる場合は、浴槽の解体も必要になってきます。
□玄関の掃除手順
玄関先で亡くなった場合も基本的にはリビングの掃除手順と変わりません。
しかしながら、玄関の場合は家財道具を運搬するのに、ドアを開けっ放しにしなければならないことが少なくありません。
そのため、ご近所様の迷惑にならないよう、徹底的に消臭をしてから、作業をしましょう。
□まとめ
今回は清掃する場所ごとにどのような手順で特殊掃除を進めるかについてご紹介しました。
基本的には、作業前に消臭・消毒をして、洗浄、消臭、解体といった形で進めていきます。
ただ、場所ごとに特徴があるため、それぞれ気をつけるポイントがあります。
ご不明点や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。