「亡くなった家族の部屋の換気扇を掃除したい…」
「臭いの原因である換気扇の掃除をしたいけど、どんな方法があるのだろう…」
ご家族や親戚が孤独死してしまった場合、換気扇に汚れや臭いがついている場合があります。
しかし、こうした場合の換気扇の掃除方法が分からないという方もいるのではないでしょうか？
そこで、今回は亡くなった方の部屋の換気扇の掃除方法についてご紹介していきます。

□クリーニング

亡くなる時に換気扇を回している状態である場合は特に、換気扇についている油に腐敗臭が付着していることがあります。
そのため、クリーニングによって換気扇の油やヤニなどの汚れを落とす必要があります。
クリーニングを行う際は、安全のために、ブレーカーを落としましょう。
さらに、換気扇は高いところにあり、掃除中周りに汚れが散ってしまう可能性があるので、新聞紙などで養生しておくことをおすすめします。
換気扇はファンやフィルターなどの部品で構成されているので、そのままでは洗浄が難しいです。
したがって、細かく分解をした上で、入念にクリーニングをする必要があります。

□オゾン脱臭

クリーニングを行い、見かけ上、汚れは取れたと思っていても、臭いが残っている場合は少なくありません。
換気扇は空気の通り道なので、臭いの分子がしっかりと付着していることがあります。
こうした場合の掃除方法としてあげられるのが、オゾン脱臭です。
個人でも家庭用のオゾン脱臭機を購入することができます。
オゾン脱臭機は強力な酸化力を利用し、臭いの分子と反応し分解することで見えない臭いの原因を除去することができます。
また、除菌にもなるので感染症などの対策としても効果的です。

□専門業者に頼む

長い間ご遺体が放置されていた場合にはかなり汚れが付着し、掃除がしにくい場合があります。
クリーニングの際には、換気扇の部品の分解が必要ですが、慣れていない方にはなかなか難しい作業です。
また、オゾン脱臭機は購入しなければ、持っていないという方も多いだけでなく、家庭用のものでは性能が業務用のものに劣る場合もあります。
そのため、ご遺体が長い間発見されていなかった部屋の場合や、ご自分での掃除が不安な場合は、迷わず専門業者に特殊掃除を依頼しましょう。
業者は様々な現場で経験を積んできていたり、特殊な技術や道具を持ち合わせていたりするので、今後部屋を利用する場合も安心して利用することができます。

□まとめ

今回は亡くなった方の部屋の換気扇の掃除方法についてご紹介しました。
掃除方法としては、クリーニングやオゾン脱臭などの方法がありますが、確実に汚れや臭いを除去するには業者への依頼をおすすめします。
ご不明点や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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