気になる特殊清掃員に必要な資格とは
「特殊清掃員って、どうやったらなれるのだろう?」
「特殊清掃員に必要な資格ってなに?」
このようなお悩みをお持ちの方は、いらっしゃいませんか?
特殊清掃員は、あまり聞いたことがない人がいらっしゃると思います。
しかし、社会に特殊清掃員は必要な存在です。
そこで今回は、特殊清掃員について必要な資格を中心にお話しします。
□特殊清掃員とは
特殊清掃員は、事件や事故、ゴミが溜まっている家を、また誰かに住んでいただけるように清掃を行う方のことです。
ゴミ以外に人の体液や死臭が、部屋についています。
亡くなられた方の全員が、誰かにみとられるわけではありません。
中には、1人で亡くなられる方がいらっしゃいます。
主に、このような方の部屋の掃除や片付け、遺品整理を行います。
つまり、精神的にきつい仕事ですが、給与が平均より高く、社会に必要な仕事なのです。
□特殊清掃員に必要な資格
*必要な資格
特殊清掃員になるために絶対に必要な資格はありません。
しかし、特殊清掃において、臭いや汚れを取る知識や経験はあった方がいいでしょう。
*あったら方が良い資格
知識や経験は、もちろんあった方が良い資格はあります。
それは、「事件現場特殊清掃士」と「遺品整理士」の2つです。
「事件現場特殊清掃士」は、清掃に関する知識や安全に処理する方法、感染症の知識を持った方に与えられる資格です。
日本には、2000名程度しか持っていません。
「遺品整理士」は、遺品整理に関する知識はもちろん、法律や必要性、ノウハウを持っています。
この2つの資格を持っていると、なお特殊清掃が円滑に行うことができます。
□仕事内容
仕事内容は、大きく分けて2つあります。
*消臭や除菌といった清掃
遺体から死臭や体液が、フローリングや畳、布団に染み付きます。
この死臭や体液は、簡単には落ちません。
また、体液をほっておくと、害虫がよってきます。
特殊清掃員は、この害虫も駆除しなければいけません。
また、人が住めるような状態まで部屋を戻すために、様々な清掃が必要なのです。
*遺品整理
遺品整理は、文字通り、必要な遺品と処分する遺品を分けます。
「遺品整理士」の資格を持っている業者に頼めば、心配する必要はありません。
□まとめ
今回は、特殊清掃員について必要な資格を中心にお話ししました。
特殊清掃員は、給料が高いというだけで選ぶのはオススメしません。
特殊清掃の依頼を考えておられる方が、この記事を参考にしていただけると幸いです。