奈良で遺品整理をお考えの方へ!美術品の処分について解説します!
奈良在住の方で「遺品整理をしていたら、美術品や骨董品が出てきたけど、どうすれば良いか分からない」と悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
美術品や骨董品の中には、とても高い価値がついているものもあります。
そこで今回は、遺品整理における美術品や骨董品に関する情報を紹介します。
□美術品や骨董品の価値について
皆さんの中には、美術品や骨董品の価値を専門家が判断するテレビ番組を見たことがある方がいらっしゃると思います。
そして、それらの番組を見た際に、「どうしてこんなに値段が高いのか」と不思議に思う経験をした方は多いと思います。
そこから分かるように、美術品や骨董品の価値を素人が判断するのは難しいものです。
なぜそこまでの価値があるのかを、それぞれ特徴とともに紹介していきます。
まず、骨董品についてです。
これは俗に「アンティーク」と呼ばれ、食器や文具などの生活用品、衣類、家具などさまざまな種類があります。
最近では、日本の繊細で高度な技術が評価されており、外国人にも人気となっているため、高価で買い取りされています。
日本刀や美術刀剣などの人気が高く、もし本物だった場合は、相当高く売れるでしょう。
次に、美術品です。
これは専門家でない限り、判断が難しいでしょう。
そのため、掛け軸や絵画などが遺品整理の中からでてきた場合は、専門家に相談すると良いでしょう。
道具類も遺品の中では価値を持ちます。
これは将棋や囲碁の道具、屏風、機械式時計、茶道具などが例として挙げられます。
これらが時として、コレクターの間で人気となる場合があるため、高値で買取されます。
古くて使えないものだと思ったとしても、特殊な技法で作られた場合があるため、捨てる前に専門家に相談するようにしましょう。
最後に紹介するのは、着物です。
着物の価値を判断することは、美術品と同様に、素人には難しいでしょう。
いくつかある判断を難しくする理由のうちの1つとしては、機械が行なったのか、手作業で行ったのかが分かりにくいことが挙げられます。
機械の登場によって、手作業と違い、着物が短い時間で、大量に作られるようになりました。
こうした結果、数百万円の着物から数万円の着物まで幅広い値幅で取引されています。
また、着物にもブランドがあるため、それが価値を判断することを難しくする1つの要因と考えられるでしょう。
芸能人が作っている着物は高くなるため、その場合は、オークションに出すことも手段の1つとしてあるでしょう。
□美術品や骨董品を売る際の注意点とは
*遺産を売る前に確認することとは
まず初めに、遺産を売る際には、遺族内で遺産分割協議をする必要があります。
ここで話し合うことは、どのようにお金を分けるかについてです。
これを行うことで、仮に遺産が高く買い取られた場合でも、揉めることなく分割できるでしょう。
次に行うことは、亡くなった方に負の遺産がないかを確認することです。
負の遺産とは、借金や固定資産税、所得税、住民税のことです。
負の遺産の有無を確認しないと、遺産を売ってしまった場合、相続の放棄ができません。
つまり、遺族になった相続人の家族は、未払いとなっている請求書や借金などを全て払う必要があります。
そのため、家族内で遺産分割協議を進めると同時に、負の遺産が残っていないか確認するようにしましょう。
仮に負の遺産があった場合は、どのように支払っていくのか、遺族同士で話し合う必要があります。
*売る場所の注意点とは
売る場所にも注意する必要があるでしょう。
遺品整理業者の中には、悪徳業者も存在します。
彼らは高価なものを安く買い取り、換金しに行って利益を出しています。
もっと悪い業者であれば、お金を払わないで、着服する場合があります。
そのため、遺品整理業者を利用する際には、評判を確認したり、歴史があるのか確認したりすることで、信頼できる業者か見分ける必要があるでしょう。
安全性を確保する目的と、より高く買い取ってくれる業者を探す目的で、遺品整理業者をじっくりと比較することをおすすめします。
□遺産の売却に関わる相続税について
遺品整理して出てきた美術品や骨董品を売却する際に、相続税が発生する場合があります。
遺品は、法的に故人の財産であるため、相続の対象です。
特に、売却して換金する場合は、相続税が発生します。
そのため、遺品の売却を考えている場合は、弁護士や税理士、に相談するのが良いでしょう。
そうすることで、相続税がかかるのか、かかる場合はどのくらいかかるのか確認できます。
□まとめ
今回は、遺品の種類や、それらを売却する際の注意点を紹介しました。
遺品の中には、素人には価値のわからないものがあるため、簡単に捨ててしまわないようにしましょう。
また、売却する際には、売る前に「どのように分けるか」「借金がないか」などを家族で相談した上で、安心できる遺品整理業者に依頼できると良いですね。