奈良にお住まいの方へ!遺品整理に伴う供養について解説します!
奈良在住の方で「遺品整理して出てきた遺品を供養したいけど、どうしたら良いかわからない」と悩んでいる方はいませんか。
遺品を捨てるのを躊躇する方の中に、供養したいと考えている方が多いと思います。
そこで今回は、遺品整理に伴う供養について紹介します。
□供養する必要があるものとは
まず初めに、供養する必要のあるものを紹介します。
それは写真や手紙、日記、メガネ、信仰した宗教に関連したものといった、故人が使っていた、もしくは愛用していたものです。
特に、人形やおもちゃは強い思い入れがある場合が多いため、供養しましょう。
加えて、故人が残して欲しいと言っていたものは、できる限り捨ててしまわないようにしましょう。
仏壇や仏具も供養の対象となりえます。
それらが対象の条件となるのは、仏壇が「信仰の対象」となっている、もしくは「仏具の収納場所」である場合です。
また、神棚は御本尊が祀られているため、供養する必要があります。
またテレビや家具は、場所によって供養してもらえるかが変わります。
供養できるか否かには、明確な区切りがありません。
最近では、環境のことを考慮に入れて、供養できるものは徐々に変わってきています。
そのため、利用しようと考えているお寺や神社に、供養しようとするものが実際に行えるのか、事前に確認を取る必要があります。
□遺品供養はどのようにして行われるのか
*供養の場所と、時期について
供養する場所は、故人のお墓があるお寺や神社です。
しかし、故人の宗派によって違う場所に供養する場合もあります。
最近では、遺品整理業者や斎場で行うことも増えてきました。
行う時期に関しては、49日の法要が終わった後に行います。
しかし、家や地域の慣習に従う必要がある場合は、時期が変わってきます。
また、故人が借家や賃貸アパートを借りており、家を明け渡す必要がある場合も、時期は明け渡す日によって変動するでしょう。
*遺品供養の方法について
では、遺品供養の方法の説明に移ります。
供養方法は、主にお焚き上げと呼ばれるものです。
「現地供養」「合同供養」の2種類の方法があり、それぞれを詳しく紹介します。
現地供養とは、家に僧侶が出向いて、供養する方法です。
家まで僧侶に来てもらうため、現地供養の方が合同供養に比べて費用がかかります。
大きなものを供養してもらう時や、実際の様子を見届けたい場合に利用すると良いでしょう。
大きなものから小さなものまで一度に供養できます。
それに対し、合同供養では、遺品を供養したい場所に預け、他の人が預けた遺品と一緒に供養を行います。
現地に遺品を自分の手で持っていく方法と、宅配で遺品を送る方法から選べます。
故人が信仰していたお寺や神社が近くに存在しない場合、宅配を利用すると良いでしょう。
もしくは供養してくれ場所の中から、自身の心が満たされる場所や、親しみがある場所から選ぶと良いでしょう。
また、合同供養を行う場所の中には、終了したのちに供養している写真を送ってくれるところや、証明書を発行するところも存在します。
当社が提携している供養の専門機関では、証明書が発行されます。
供養方法が分かりにくいところや、実際に供養を行っているのか判断するのが難しいところもあるため、遺品整理業者に供養を依頼するのが1番わかりやすく、安心と言えるでしょう。
費用は、現地供養の場合は2万円ほどが相場であり、安くても1万円はかかるでしょう。
共同供養の場合は、5千円が相場です。
それに加えて、故人が愛用していたものを箱に詰めて行う方法や、ビニール袋に入れて行う方法があるため、どちらを選ぶかによっても費用は左右されます。
□お焚き上げができない場合の対処法について
孤独死や、故人が近くに住んでいない場合のように、遺品整理とお焚き上げを自力で行うことが難しい場合があるでしょう。
その際は、業者に依頼できます。
ここからは、そんな業者に関する情報を紹介します。
*どんな業者に依頼できるか
遺品整理を依頼する業者の例としては、遺品整理専門会社、便利屋、特殊清掃業者などが挙げられるでしょう。
遺品整理業者では、資格を持つ人が行います。
食品は処分、家電製品は売却されますが、貴重品や思い出の品などは遺族に送られます。
しかし、貴重品や思い出の品の中にあるものの中で、「遺族の気持ちを害する」と業者が判断したものは、彼らが処分する場合があります。
*業者を利用した際の費用について
業者を利用する際には、遺品の量、現場で働く人数、現場の状態などさまざまな要素で料金を決定していきます。
依頼する会社によって多少左右されますが、相場は、1 D Kで8万円、1L D Kで13万円、2D Kで18万円、3D Kで25万円程度かかります。
無理なく費用を決められると良いでしょう。
□まとめ
今回は遺品の供養について、供養の対象となるもの、供養する方法、その際にかかる費用の相場を紹介しました。
親しい方が亡くなり立ち直ることが難しいと思いますが、丁寧に手順を踏んでいき、満足して遺品を供養できるようにしていきましょう。