奈良で遺品整理をお考えの方必見!パソコンの処分について解説します!

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奈良で遺品整理をお考えの方必見!パソコンの処分について解説します!

奈良在住の方で「遺品整理をしていてパソコンを見つけたけど、捨てちゃって大丈夫なのか」と疑問に思っている方はいませんか。
最近では、高齢者の方もデジタル機器を使用する機会が増えてきました。
そこで今回は、デジタル遺品の処理に関わる注意点を紹介します。

 

□デジタル遺品とは

デジタル遺品とは、パソコンやスマートフォンのデータ、S N Sのアカウント、電子口座などのことです。
デジタル機器の発達により、これまで書類で保管していたデータや個人データを、デジタル機器に残す人が増えました。
加えて、ネットバンキングや資産運用までも、それらの機器を利用して行うため、重要なものになりました。

セキュリティの観点から、I Dやパスワードを知っていればなんでもできてしまいますが、知らないと何もできない状態になりました。
身近な人が亡くなった後、それらの処理を適切に行わない場合は、全く知らない人がクレジットカードを使ったり、メールアドレスを悪用したりする可能性があります。
また、家族の個人情報が漏れ、身内が大きな被害を被る可能性もあります。
そのため、デジタル遺品を適切に処理する必要があるでしょう。

 

□デジタル遺品を処理する方法とは

デジタル遺品の重要さが分かったところで、次に、適切な処分方法を4つ紹介します。

1つ目はパソコンメーカーに依頼する方法です。
メーカーによりますが、専用の窓口を備えているメーカーがあります。
パソコンのメーカーを調べて、どのような対応がされているか確認するようにしましょう。
またメーカーや年代によって、料金やサービス内容が異なるため、これらも同時に確認しましょう。

2つ目は回収サービスを利用する方法です。
リネットジャパングループ株式会社が行う「あんしん宅配回収」と呼ばれるサービスは、環境省が指定するサービスとあって、安心して利用できるでしょう。
このサービスでは、自宅まで回収しにきてくれて、データの消去まで行ってくれます。
連携している市町村であれば、無料で対応してくれます。

3つ目は買い取りサービスを利用する方法です。
さまざまな部品が埋め込まれているパソコンは、年代にかかわらず、買い取ってくれる場合があります。
買い取り金額は店によって差があるため、いくつかの店を比較すると、満足のいく金額で買い取ってもらえるでしょう。

4つ目は遺品整理業者に依頼する方法です。
遺品整理業者であれば、デジタル遺品以外の遺品に関してもトータルでサポートしてくれるため、安心できるでしょう。

これらのサービスを利用する上で注意することは、悪徳業者が存在することです。
悪徳業者の中には、高く買い取ってくれはしたが、データを完全に消去していない業者もいます。
事前にサービス内容や、歴史ある会社であるか、評判は良いのかなどを確認する必要があります。

以上の3つのいずれかの方法で、デジタル機器を処理できるようにしましょう。
パソコンやスマートフォンが壊れて動かないからといって、そのまま捨ててしまうと、内部にある情報が抜き取られ、悪用される場合があるため、注意しましょう。

 

□デジタル遺品のトラブルとは

これまでに起こった、デジタル遺品に関わるトラブルをいくつか紹介します。

 

*ネット証券口座を把握できていない

身内の方が亡くなり、口座を確認しようとするも、何個口座を持っているか分からないため、全ての口座を止められなかったケースがあります。

悪用されてしまうことを防ぐための対処法としては、まず、書類があるか確認しましょう。
証券会社から届いた書類や、確定申告の控え書類を確認することによって、どの口座を持っていたか確認できるでしょう。

また、パソコンやスマートフォンの閲覧履歴やブックマークなどを確認しましょう。
ここで問題となるのは、ネット上の情報であるため、I Dやパスワードが必要であることです。
しかし、それらを知らない場合でも、相続人の方は証券会社に対して、保有株式・預り金の残高の開示を照会できます。

 

*S N Sアカウントの対処が分からない

S N Sアカウントの対処方法は、相談していない場合が多いです。
削除する際に、パスワードを知っていれば、ログインして削除できます。
知らない場合は、死亡診断書の書類や、削除を要請する人の身分証明書などを提出することで削除できます。

 

*パソコンのパスワードが分からない

パスワードがわからない場合、デジタル遺品を扱う業者に頼むことで解決できる可能性があります。
また保存されているデータの移行やI D・パスワードを調べる業者もあるため、相談してみるのも良いでしょう。

これら3つのケースに対応できる手段として共通することは、生前に話し合っておくことです。
エンディングノートという遺族が目にできる形で財産やパスワードを記載すると、亡くなった方も遺族も心配することなく、スムーズに遺品整理を進められるでしょう。

 

□まとめ

今回はデジタル遺品の内容と、処理する際の注意点を紹介しました。
デジタル遺品を処理することの重要さ、生前に確認しておくべきことか分かったと思います。
これからもデジタル化が進んでいき、デジタル遺品に関わる問題が増えてくる可能性が高いため、それらの扱いを話し合うことを大切にしましょう。

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