遺産整理をする時期について解説します!

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遺産整理をする時期について解説します!

「遺品整理に適切な時期っていつだろう」
三重にお住まいの方でこのようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回は、遺品整理の時期について紹介します。

□遺品整理を放置するとどうなるのか

故人が生前に一人で暮らしており、今では住む人がいなくなった空き家は、管理を厳重に行う必要があります。
ガスや電気が使用できる状態で家具や家電を放置していると、ケーブルから発火して火災が発生する恐れがあります。
もし空き家から火災が発生し、近所に被害を与えた場合、相続人が損害賠償金を払う必要があります。

さらに、人が住める状態で放置することで、ホームレスや犯罪者に不法侵入されるかもしれません。
無人であることを良いことに、粗大ごみが不法投棄されるリスクもあります。

故人が住んでいた家が空き家になった場合は、早めにガスや電気の使用停止手続きをし、火災の原因となる遺品は処分しましょう。
また、貴金属や着物、高価なものは盗難に遭わないよう、空き家に残さないでください。
窓から侵入できないよう、雨戸や鍵は閉め、玄関やフェンスを厳重に施錠することも大切です。

□遺品整理をする時期の目安とは

続いて遺品整理を行うオススメの時期を4つ紹介します。
1つ目は、四十九日を迎えた後です。
仏教では、故人の魂は死後四十九日までは現世をさ迷っていると考えられています。
そのため、魂が次の世へ旅立つ四十九日を目安に多くの方が遺産整理を行います。

また、遺族が集結するため、親族間で遺品整理について話し合いをする機会を作れます。
さらに、遺品整理に合わせて形見分けをしやすいことも理由の1つです。

2つ目は、諸手続きが終わった後です。
誰かが亡くなると、たくさんの手続きをする必要があります。
死亡届から始まり、電気や水道、ガス、年金、保険金など手続きは多く、遺産整理にまで手が回らないかもしれません。
そのため、手続きが全て終わってから遺産整理を始める方もいます。

3つ目は、葬儀直後です。
故人が賃貸に1人で住んでいた場合は、賃貸契約を解約する必要があります。
そうしなければ、亡くなった後も家賃を支払う義務が生じます。

そのため、葬儀が終わった後、すぐに遺産整理に取り掛かる必要があります。
故人が賃貸に1人で住んでいた場合は遺族が遠く離れた場所に住んでいたり、集まる機会が少なかったりする場合でも、葬儀後すぐに行うことが多いようです。

4つ目は、相続税が発生する前です。
相続税とは、相続する遺産に課せられる税金のことです。
亡くなった方が残した財産が、相続税の非課税額を超えている場合は、相続税の申告書を作成し、税務署に提出する必要があります。

申告と納税の期限は、被相続人が亡くなってから10か月です。
この期限を過ぎると、相続税の控除を受けられなくなり、延滞税を課せられるリスクがあります。

相続税を納税するには、遺産整理を行い相続する財産の金額を調べることになります。
そのため、現預金だけでなく金銭価値のあるものの査定、土地や不動産評価額を調査する必要があります。
相続の手続きに十分な時間を確保するためにも、余裕を持って遺産整理をすることをオススメします。

相続税の申告書の作成と提出は、相続者自身で行うことが可能です。
しかし、相続の手続きは難しいため専門知識を持った方に依頼することをオススメします。
相続手続きだけでなく家の中にある家財の処分もお困りであれば、相続についても相談できる遺品整理業者に依頼すると良いでしょう。

□遺品整理が遅いことで生じるデメリットとは

故人との別れがつらくて、どうしても遺品整理を後回ししてしまう気持ちはよく分かります。
しかし、後回しすることで、いくつかのデメリットが生じます。
そこで、遺産整理が遅いと生じるデメリットを3つ紹介します。

1つ目は、家賃や光熱費などが継続して発生することです。
もし賃貸物件の遺産整理が必要なら、整理が終わるまでの間家賃に加え水道光熱費が発生します。
借り手が亡くなれば、自動的に解約される訳ではないため注意しましょう。

2つ目は、相続の手続きに時間がかかることです。
遺産整理は、故人の財産状況を確認するための作業にもなります。
貴重品やお金関係の書類集めに時間がかかると、その分、相続にあてる準備や話し合いにかける時間がなくなります。
中途半端で終わらせると、後から争いの原因となる可能性も高くなるため注意が必要です。

3つ目は、空き家トラブルに繋がることです。
持ち家の場合でも、家主が亡くなったことで誰も住まなくなった家は、放置するほど劣化が進行します。
生活ゴミや食べ物をそのままにすると、異臭や害虫の原因となります。

このように、遺品整理が遅くなると親族に悪い影響を与える可能性があります。
ついつい後回しにしがちですが、一気に進めてしまうことをオススメします。

□まとめ

遺品整理の時期について紹介しました。
今回の記事を参考に、遺品整理をどんどん始めてくださいね。
当社では、お見積りをしてすぐに作業することが可能です。
興味のある方がいれば、ぜひ当社までご相談くださいね。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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