遺品整理でもめることとは?

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遺品整理でもめることとは?

「遺品整理でもめることって何があるのかな。」
兵庫県にお住まいの方で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回は、遺品整理でもめることについて紹介します。

□もめる原因とは

遺品整理では、親族間でもめないよう、集まって行うのが一般的です。
しかし、遺品整理でもめる最大の原因は、親族全員が平等な立場ではないことです。
例えば、長男夫婦と一緒に住んでいた父が亡くなった場合は、のちに親族が集まって遺品整理をしても、同居している長男夫婦はそれまでに遺品をどうにかできます。
仮に長男夫婦以外に次男夫婦がいれば、何かしら金目を持ち出したのではないかと疑うかもしれません。

また、老夫婦2人で住んでいて夫が亡くなった場合は、妻が自由に金品を持ち出せる立場にあります。
こういった疑惑が晴れないのは厄介でしょう。
こうなると、確かな証拠はないものの、疑えばキリがなく、争いは泥沼化します。

このような遺品整理でのトラブルを防ぐには遺言書やエンディングノートなどに全ての財産を明記する必要があります。
これが、親族間でのもめごとを防ぐ最大の手段です。

□もめやすいこととは

遺品整理でもめやすいことは何か気になりませんか。
ここでは、実際にどのようなもめごとが生じる可能性があるのか紹介します。

1つ目は、高額請求によるトラブルです。
遺品整理を依頼した人の中には、遺品整理業者から予想以上の金額を請求された方もいます。
実は遺品整理業者の中には、費用についての知識がないことを利用する悪徳業者が存在するのです。

もし、業者から高額請求をされてもめたくなければ、金額はしっかり確認しておきましょう。
追加料金が発生する場合は、必ず何に発生するのか確認してくださいね。

「遺品整理をするまで分からない」や「何かしらの理由で別途費用が発生する可能性があります」などと曖昧な説明をする業者は要注意です。
違法な金額を請求してくる可能性が高いでしょう。
業務を依頼する際は、別途費用が必要となるのかも確認してくださいね。

2つ目は、誤って必要なものも処分してしまうトラブルです。
遺品整理の知識が浅いまま、整理を進めると、処分の際にもめごとが起こることがあります。
遺品整理では、土地や建物の権利書、銀行通帳、遺言書など色々なものを扱います。

そのため、正しい知識を持っていないと、誤って必要なものまで捨ててしまう可能性があるのです。
1度ゴミ袋に入れて、自治体の回収サービスで処分してしまうと、取り戻すのは難しいでしょう。

他にもマンションやアパートなどの賃貸物件では、借り物を誤って捨ててしまうことがあります。
自分にとっては必要がなくても、不動産の管理主のものかもしれません。
間違えて処分した場合は、購入することとなる場合もあるため、注意しましょう。

3つ目は、現金の盗難によるトラブルです。
遺品整理の際は、多くの親族で集まって行う場合もあるでしょう。
その場合、たくさんの人が室内に入り、銀行口座や現金、売却価値のなるものをたくさん目にします。
善良な親族なら、盗難を見つけ次第すぐ報告してくれるでしょう。

しかし、善悪の区別がつかない親族がいると、盗難されるリスクがあります。
これは、親族だけに限りません。
悪質な業者に当たれば、申告されることなく、盗難による被害にあう可能性があります。

こういった現金による盗難リスクを防ぐために、遺品整理をする前に、親族で集まり、室内を点検することをオススメします。
さらに、業者に依頼する際も、信頼できる業者に頼むことが大切です。

□もめないための対策法

では、これまで説明してきたもめごとを防ぐためには、どういった対策が必要となるのでしょうか。
ここでは、親族間でのもめごとを防ぐための対策法を2つ紹介します。

1つ目は、遺品整理業者に協力してもらうことです。
遺品整理に関しての知識があまりない人は、遺品整理業者に頼ることをオススメします。
遺品整理業者にお願いすれば、親族同士のトラブル回避にもつながり、入室できないような部屋があってもスムーズに片付けられます。

さらに、プロの遺品整理士は親族同士で起こるもめごとを把握しているため、対処法についても熟知しています。
大事な遺品を傷つけずに、どの遺品にも公平な片付けをするため、些細なトラブルも防げます。
細かい親族がいる場合や、遺品整理の知識が浅い人はプロの遺品整理士がいる遺品整理業者に頼るのも1つの手でしょう。

2つ目は、相続人同士で話し合いをしてから遺品整理をすることです。
なによりもまずは、相続人同士で遺品整理に関しての話し合いをしっかりしておくことが大切です。
親族の中にも、故人が持っている遺産について詳しく追及してくる人がいるかもしれません。
そのため、少しでももめないように、前もって満足のいく話し合いを行ってから遺産整理をしましょう。

□まとめ

遺品整理でもめることについて紹介しました。
遺品整理を実際に行う際は、ここで紹介したもめごとに注意してくださいね。
当社では、正式なお見積り後は追加費用が発生しません。
安心して遺品整理をしたい方は、ぜひ当社までご相談ください。

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