遺品整理にお困りの大家さんへ!孤独死現場発見後の対処とは?

  • お役立ちコラム
NO IMAGE

遺品整理にお困りの大家さんへ!孤独死現場発見後の対処とは?

ご自身の物件で孤独死があった大家さんに、この記事をお届けします。
警察には連絡したけれど、その後どうすれば良いのかわからないですよね。
そこで今回は、孤独死現場を発見した後の対処について解説します。
また、遺品整理についても解説します。

□孤独死現場の発見後はどう行動すれば良い?

人が亡くなって、動揺していらっしゃるかもしれませんが一旦落ち着いてくださいね。

現在この記事を読んでくださっている方は、おそらくすでに警察には連絡されているでしょう。
まだの場合は早急に連絡しましょうね。
ここでは、警察への連絡後の動きについて解説します。

まず、警察へ連絡後にご遺族の方々に連絡をしましょう。
親族の方が亡くなったにもかかわらず、知らされたのは数日後だったといった問題にならないようにしましょうね。

次に、孤独死現場の原状回復をしましょう。
ここでは私たち特殊清掃会社への依頼が必要です。
ここでの費用は、相続人に負担してもらうのが一般的です。
しかし、相続人がいない場合については、あなた自身で専門会社探しや費用の負担までする必要があります。

続いて行うことは、遺品整理です。
原状回復の終了後は、遺族や親族の方々に遺品整理を行ってもらいます。
もし遺品整理をする方がいらっしゃらない場合は、専門会社に依頼しておけば、特殊清掃から遺品整理まで行いますよ。
もしご利用を検討されていましたら、ぜひ当社にご相談ください。

最後に、退去時の家賃などを精算しましょう。
部屋を借りていた人が亡くなっても、契約自体は相続人に引き継がれるため、家賃などは相続人に請求ができます。
まとめると、相続人や連帯保証人がいる場合は、基本的に物件の被害に対する請求ができます。

とはいえ、相続人や連帯保証人の方々も人間です。
大切な人を亡くして悲しんでいるところに、早くお金を払えなどと言われてはたまったものではありません。
そのあたりを十分に理解し、無理に請求するといったことがないようにしましょうね。

□遺品整理はどのように行えばいい?

相続人が相続を放棄しようとしている場合、遺品処分に関する同意書を記入してもらいましょう。
なぜなら、大家さんは自身の物件内だとしても、住人の所有物を勝手に処分できないからです。
これは法律上でも定められていますから、大家さんが遺品整理をしなければならない場合、必ず記入してもらいましょう。
そしてその後、私たち専門会社に遺品整理を依頼するのがオーソドックスな対応ですね。

□孤独死による損害への対策とは?

すでに起こってしまった孤独死はもうどうにもできませんが、再び起こりうる孤独死による損害は対策可能です。
事前に対策を行っておき、今回のように起こってからネットで調べるといったことがないようにしましょうね。
その対策は主に4つあります。

*住民へ定期的な連絡をする

物件の住民の連絡先を把握しておき、定期的に連絡を取ることで、孤独死の早期発見につながります。
特に家賃の滞納が長期間続いている方などは注意が必要です。
各部屋の住民とコミュニケーションをとっておくことで、いざ異変に住民が気づいた時に連絡してもらいやすくなりますよ。

*緊急連絡先や相続人、連帯保証人の連絡先を確認する

これらの連絡先を押さえておけば、安否確認が必要な場合や原状回復の費用請求をする際に困りませんね。
そのため、必ず連絡先は事前に正しいものかも確認しておきましょう。
万が一連絡が取れないなんてことになれば、費用はあなたが支払わなければなりません。
また、遺族の方々に住民の死を伝えることもできませんね。

*ホームセキュリティの設置をする

孤独死の早期発見や防止のためにホームセキュリティを利用するという手があります。
こちらは近年増えてきた孤独死対策です。
例えば、ホームセキュリティと住民の部屋を連携し、トイレや電気などの使用が一定期間ない場合に通報してくれるように設定できます。
これによって、万が一1人暮らしの方が病気で倒れたとしても早期発見ができ、助けられるかもしれませんね。

*保険に加入する

近年、孤独死や自殺件数が増加してきたことにより、大家さん専用の保険といったものも販売されています。
例えば、孤独死が起こった部屋の原状回復のための費用を一部受け持ってもらえる保険などがあります。
また、孤独死保険と呼ばれる孤独死専用の保険もございまして、物件内で孤独死があった際に、原状回復や特殊清掃の費用、賃料まで保証してもらえます。

こういった様々な大家さん用の保険がございますから、事前に加入しておけば安心ですね。

□まとめ

今回は、孤独死現場を発見した後の対処について解説しました。
今回の孤独死の件が落ち着いたら、次回の時に備えてしっかり対策しておきましょうね。
その際には、本記事をぜひ参考にしてください。
もし部屋の原状回復や特殊清掃についてお困りでしたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

お役立ちコラムカテゴリの最新記事

遺品整理に関する無料相談はこちら
遺品整理・⽣前整理・特殊清掃など
お困りごとがありましたらお気軽にご相談下さい

0120-21-5535

8:00〜20:00 ⼟⽇祝営業