いつから遺品整理を行えばいい?

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いつから遺品整理を行えばいい?

愛知にお住まいの方で、遺品整理でお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
大切なご家族の遺品はいつまでもそのまま取っておきたくなりますよね。
そこで今回は、遺品整理に取り掛かるタイミングについてご紹介します。

□遺品整理はいつから始めるべき?

人それぞれ遺品を整理するタイミングに対して、思うことは様々ですよね。
お葬式が終わり次第、遺品を整理してしまって後から思い出して悲しくならないようにしたり、逆に何年も経ってからやっと遺品に向き合ったりと様々です。
周りの基準を知ることで区切りをつけやすくなることもあるので、一般的な遺品整理のタイミングをご紹介します。

一般的には、四十九日を迎えた後に遺品整理を行う方が多いです。
お葬式後すぐには現実を受け止めきれない方も、四十九日にもう一度ご遺族が揃っているタイミングで、形見分け等を話し合って遺品整理する方が多いです。
遠方にお住まいの家族や、親族が多くいらっしゃるご家庭では、四十九日にもう一度揃うことが難しい場合もありますので、お葬式の直後でご遺族が揃っている際に話し合いをして、整理することもおすすめです。

死亡届や埋火葬許可の申請、健康保険、国民年金、厚生年金等の停止申請というような手続きが終わって一段落ついたときに遺品も一緒に整理するという方も多いです。

また、相続税が発生する前に行う方もいらっしゃいます。
相続するご遺産が相続税の非課税額を超えてしまっている場合は、税務署にその旨を申請する必要があります。
申請をする期限は故人が亡くなってから10ヶ月以内で、期日を超えてしまうと相続税の控除が受けられなくなるのでご注意ください。

相続税がかかる対象となるのは、預貯金や土地、不動産、美術品、ブランド品、宝飾品、貴金属なども含まれます。
鑑定や査定を依頼するためにも遺品を整理しなければならないので、そのタイミングで一気に遺品を整理しても良いでしょう。

加えて、遺品整理を始める前に注意しておきたいポイントについてもご紹介します。

1つ目は、親族間で遺品整理・相続についてよく話し合い、必ず合意を取って処理することです。
遺品整理や相続に関して、後々親族間でトラブルが起きるケースはよくあります。
いつ、だれが、どのように遺品整理を行うのか、ご遺族間の形見分けはどのように行うのかなどをしっかりと話し合い、お互いに合意をとりましょう。

2つ目は、賃貸物件の場合は契約内容や退去日など早めに確認しておくことです。
特に、賃貸物件に故人が住んでいた場合は、退去日や家賃の支払い状況を確認しておきましょう。
退去の際、原状回復のためのリフォームが必要になる場合もあります。
退去日までに部屋を空けられるように、遺品整理や部屋の掃除、片付けを計画的に行いましょう。

3つ目は、相続税が発生する場合は期日までに必ず申請を済ませておくことです。
相続する遺産が非課税対象額を超えてしまう場合は、10ヶ月以内にその旨の申請が必要になります。
この期間を超えてしまうと、相続税の控除が受けられないので十分に注意しましょう。

4つ目は、空き家になる場合は売却や解体など必要な手続きを進めることです。
空き家を所有していると、都市計画税や固定資産税の支払い義務が生じてしまいます。
放置することで「近隣住宅に迷惑をかける建物」と判断された場合は、増税や強制撤去などの措置がとられる可能性もあります。
故人が住んでいた家が、今後誰も住む予定がない場合は、売却や解体などの手続きをすることをおすすめします。

□賃貸物件にお住まいの方は特に注意です!

家に人が住んでいなくても、遺品が置いてある限り家賃は発生するので、賃貸料を削減するためにも遺品整理を早めに行いましょう。
賃貸物件はもとに近い状態にする必要があるので、遺品の整理を終えた後も、家具や家具、後付けのエアコンを運び出しが必要です。
キッチンや水回りに関してはハウスクリーニングを依頼する必要もあるでしょう。

経年劣化によるものは貸主が負担するものなのでそのままにしていても退去時に多額の修繕、清掃費を請求されることはありませんが、居住する上でできた傷や穴は遺族の方に負担していただく必要があります。
思いがけない損傷が見つかると計画通りに進まない可能性があるので、遺品整理を早い段階から取り組みましょう。

賃貸契約書を読んで、家賃振り込みの引き落とし日程や契約更新日を確認することで退去日の計画ができるでしょう。
高齢の方に多いのですが、物を必要以上にため込んでしまって捨てられないという方がいらっしゃいます。
そのような場合、なかなか短時間で終わらせるのは難しいので、日程計画や作業順序を事前に決めておくとスムーズに進められるでしょう。

□まとめ

この記事では、一般的な遺品整理をするタイミングと賃貸物件にお住まいであった場合の遺品整理についてご紹介しました。
遺品は整理されても、故人はずっと皆様の心の中に寄り添っていますので、遺品整理することを恐れなくても大丈夫ですよ。
故人との思い出を第一に考えた遺品整理を心がけていますので、何かありましたらぜひ当社にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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