遺品整理とは?不用品回収専門店と遺品整理専門店の違いも解説!

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遺品整理とは?不用品回収専門店と遺品整理専門店の違いも解説!

これまでは、遺品整理はご遺族の方の手で行われるのが一般的でした。
しかし、「遺品整理士」という資格があるほど、遺品整理は大変な作業です。
そこで、今回は遺品整理の基本と遺品整理を始める前の注意点を解説します。

□遺品整理について紹介します!

遺品整理とは、亡くなった方のご遺品の整理や仕分けを行い、部屋をキレイに清掃することです。

故人の持ち物の中には、現金や通帳、相続に関する書類などの貴重品が含まれている可能性があります。
部屋や家具の隅々まで確認しないと、「貴重品をうっかり捨ててしまった」といったことも起きてしまうかもしれません。
また、生前故人が愛用していた大切な物なだけに、処分するのをためらう方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは、遺品整理専門店に依頼することをおすすめします。
代わりに遺品整理をしてくれるので、ご遺族の負担を大きく軽減できます。

*不用品回収専門店との違い

ご遺品の整理を頼める専門店としては、不用品回収専門店も挙げられます。
不用品回収専門店の仕事は主に「回収と処分」です。
ご遺品の中から貴重品などを探索、仕分けしてくれるわけではないので、すべて回収され処分されます。
そのため、遺品整理にはあまり向いていません。

*遺品整理専門店の特徴

遺品整理専門店には2つの特徴があります。

1つ目は、故人やご遺族への心遣いがあることです。
ただご遺品を整理するのではなく、故人やご遺族へあたたかな心遣いができるというのも、遺品整理士ならではの特徴です。
ご遺品を丁寧に扱ったり、ご近所への挨拶を代行したりするなど、故人やご遺族への気持ちに寄り添った行動を心がけています。

2つ目は、幅広いサービスを行っていることです。
遺品整理専門店は、遺品整理のほかにも、部屋の清掃や御供養といった遺品整理に関連して必要となるさまざまな事がらに対応した幅広いサービスを提供しています。

□遺品整理の具体的な内容を紹介します!

家族が亡くなった場合、まずは死後整理から始めることをおすすめします。

まずは葬儀やお通夜の準備なども含めて、親族と話し合いながら手続きを進めていきます。
葬儀会社を決めたり、関係各所へ連絡したりと、やることが多いので、まずは目の前の事がらから解決していきましょう。

次に、相続の準備を始め、相続人と相続情報の整理を行いましょう。

遺産とは故人が所有していた財産のことを言います。
遺産には土地や不動産、預貯金、有価証券、借金などが含まれます。
そのため、プラスマイナス関係なく遺産状況をすべて把握することが大切です。

しかし、遺産状況によっては不利益を被る場合があります。
その場合は、相続放棄も検討してその他の相続人と話し合いを進めましょう。

最後に、ご遺品を整理していきます。
遺品整理はすぐに行う必要はありません。
遺品整理を始めるタイミングは人それぞれです。
ここでは、自分のタイミングで遺品整理を行い、故人への気持ちの区切りをつけることが大切です。

ご遺品には、形見分け品、思い出の品、売却予定の品など、さまざまな種類のものがあります。
一度処分してしまうと後戻りできないので、ご遺品の分別は慎重に行いましょう。

□遺品整理を始める前の注意点を紹介します!

遺品整理を始める前に気を付けるべき点があります。
それは、「相続放棄をした場合は遺品整理はできない」ということです。

相続するのは必ずしもプラスの財産ばかりという訳ではありません。
借金やローンなどのマイナスの資産があった場合も相続することになります。
そのため、相続する前にプラス・マイナスの資産がそれぞれどれくらいあるのか資産状況を調査しておきましょう。

*相続放棄をする

マイナスの遺産があった場合は、相続放棄するという手もあります。
相続放棄は、財産の相続の権利を放棄するということです。
相続放棄したのにも関わらず、遺品整理をしてしまうと、財産を相続する意思があると判断され、相続放棄が認められなくなってしまいます。
相続放棄をした上で遺品整理をしたい方は、弁護士などに相談すると良いでしょう。

*相続トラブルに繋がってしまう可能性

遺品整理は他の相続人を含めた親族全員が揃ってから行いましょう。
親族の了承を得ずに勝手に遺品整理を行うことは、トラブルに繋がりかねません。

他の相続人の同意を得ずに無断で処分することは民法上禁止されています。
ご遺品を整理するときは、親族全員に前もって連絡することや、どのように行っていくかを話し合っておくことでトラブルにならずに遺品整理が効率的に行えます。

また、別の相続人が勝手に遺品整理を行い、価値のある品を持ち去ってしまうといった相続トラブルも起きています。
ご遺品は相続人の共有物となるため、他の相続人の同意なしで処分できません。
このような場合は、弁護士や法律事務所などの専門家に相談することをおすすめします。

□まとめ

この記事では、遺品整理の基本と遺品整理を始める前の注意点を解説しました。
当社では、ご遺品の整理や仕分け、ハウスクリーニングなど、幅広い遺品整理サービスをご提供しております。
遺品整理に関して、何かお困りのことがありましたら、ぜひ当社までご相談ください。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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