遺品整理を始める適切な時期とは?進めるコツや注意点も解説します!

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遺品整理を始める適切な時期とは?進めるコツや注意点も解説します!

葬式や埋葬を終えて、様々な手続きをしていく中で、遺品整理をいつ始めるべきか分からなくなる方は多いのではないでしょうか。
遺品整理には、始めると良い時期が存在します。
そこで今回の記事では、遺品整理を始める適切な時期やコツについて解説します。

□遺品整理をする時期を解説します!

遺品整理には、ある時期や期日といったように、いつまでにやらなければならないという決まりはありません。
ご実家の状況にもよるので、適切な時期を見極める必要があります。

1つ目の時期として、49日を迎えた後があります。
仏教の考え方では、個人の魂は死後49日間現世をさまよっているとされています。
そのため、魂が旅立っていく49日を目安として、遺品整理を行う場合が多いです。
また、遺族が多く集まるタイミングでもあるため、形見分けや話し合いをするきっかけになるという理由もあります。

2つ目は、諸々の手続きが完了した後です。
誰かが亡くなった際には、様々な手続きが必要になります。
例えば、死亡届に始まり、電気や水道、保険などたくさんあるため、遺品整理に手がつけられない場合もあります。
そのため、手続きが済み、一区切りついてから遺品整理を始める方も多いです。

3つ目は、葬儀後すぐの時期です。
例えば、故人が賃貸に住んでいた場合は、契約等の関係ですぐに遺品整理を行う必要があります。
また、遠方に住む遺族が多い場合にも、葬儀で集まった後すぐだと取り掛かりやすいという理由もあります。

4つ目は、相続税が発生する前です。
相続する遺産には「相続税」がかかり、非課税額を超えていた場合には、申告書を作成して税務省に提出する必要があります。
この申告書は、被相続人が亡くなってから10ヶ月以内に申告して納税しなければならず、この期限を超えてしまうと延滞税を課されてしまう場合があります。

また、この相続税を算出するために、遺品整理を行って財産の金額を調べる必要があります。
土地や不動産の価値も調査する必要があるため、余裕を持った遺品整理を心がけると良いでしょう。

□遺品整理を進める上での注意点を解説します!

まず、親族間で、遺品整理や相続について十分話し合いをすることです。
遺品整理や相続に関して、親族間でトラブルになるケースは少なくありません。
遺品整理の方法や遺産分割、形見分けをどのように行うかについては、親族でよく話し合い、合意をとって整理しましょう。

次に、故人が賃貸に住んでいた場合、契約内容や撤去日などをよく確認しておくことです。
撤去する際は、部屋を入居する前の状態へと戻す必要があります。
そのため、撤去日の確認を怠らず、あらかじめ余裕を持って遺品整理や片付け、掃除などを行う準備をしましょう。

また、住んでいた家が空き家になる場合は、売却や解体といった手続きが必要になります。
空き家を所有し続けると、固定資産税や都市計画税を支払う義務が発生するので、金銭面でのデメリットがあります。
さらに、空き家の放置が近隣の迷惑となる場合には、増税や強制撤去といった措置が取られる可能性もあります。
そのため、できるだけ早めに売却や解体の手続きを進めるようにしましょう。

先述したように、相続税が発生する場合は、必ず期日までに申請を済ませるようにしましょう。
もし期限を超えた場合、相続税の控除が受けられなくなる可能性もあります。
そうなれば、結果的に損をする形になってしまうので注意しましょう。

□遺産整理をスムーズに行うコツを解説します!

遺産整理をスムーズに行うためには次の点に注意すると良いでしょう。

まず、大まかにでも作業スケジュールを立てると良いです。
「いつまでには終えたい」という目標を決めたら、それに向けて日程を少しずつ組んでいきます。
例えば「土曜日はキッチン周りを片付けて、日曜日はリビングを片付けよう」と計画を立てます。
作業が多すぎると終わらず、達成感を味わいにくいので、少しずつ決めるのをオススメします。

次に、一人で整理せずに親族と一緒に行うことです。
もし形見にしたいものがあった場合でも、一人では気づかずに捨ててしまう可能性があります。
複数人で行えば作業効率が上がるだけでなく、精神面でも楽に行えるのでメリットは多いです。
そのほかにも多くのメリットがあるので、可能であれば一人ではなく複数人で遺品整理を行うことをおすすめします。

また、迷うものは捨てずにとっておくことです。
遺品整理をしていく中で、残すか否か迷うものが多く出てくるでしょう。
もし迷うことが多いのであれば、一旦保管できる箱などを用意して、あとからもう一度考える方法もあります。
捨てて後悔するパターンもあるので、精神的にも余裕がある時に確認できるよう工夫ができると良いでしょう。

□まとめ

今回は、遺品整理を始める時期について解説しました。
なかなか時間が取れず、遺品整理が進められないという方もいらっしゃるでしょう。
当社では遺品整理のプロが、お客様がより良い生活が送れるように遺品整理を行います。
ぜひ気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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