遺品整理と聞くと負のイメージをしてしまう方がいますが、考え方を変えると使われなくなったものを新しく活用できる機会としても認識できます。
実際に、遺品整理で発生した品物をリサイクルしている方もいます。
そこで今回は、遺品のリサイクル手段やその時に遺品整理業者に頼むメリットを紹介します。

□使わないままではもったいない！遺品をリサイクルする手段とは？

遺品をリサイクルする手段の1つ目は、資源ごみに出すことです。
ごみと聞くと不要なものを処分するだけの印象を持ってしまいがちですが、資源ごみとして適切に処理されることで貴重な資源として再利用されることに繋がります。
住んでいる場所によっては、資源ごみに出すときに様々なルールを守らなければならないことがあるので、その点は注意しましょう。

2つ目に紹介する手段は、リサイクル回収箱を利用することです。
自治体の取り組みとして、積極的にリサイクル回収箱を設置している地域もありますし、アパレル店やスーパーなどでも類似の取り組みを行っているところがあります。

3つ目に紹介する手段は、リサイクルショップで買い取ってもらうことです。
近年はゲームや漫画だけでなく、日用品や遊具、雑貨、家電などといった様々なものを買い取る店舗も増えています。
使用状況によってはまだ使用できる遺品もあるでしょう。
そのような場合は、リサイクルショップに持ち寄って買い取ってもらうのも一つの手段です。

4つ目に紹介する手段は、フリマアプリを活用することです。
自分の好みのタイミングで、自由な価格設定ができるのが大きなメリットです。
ただ、一方で買い手とのトラブルが発生しやすい方法でもあるので、その点は忘れないようにしましょう。
仮にトラブルが発生してしまった場合は、運営元や消費者センターなどといった第三者に仲介してもらい冷静に対処するのがおすすめです。

□意外と多い！家の中にある電化製品のリサイクル方法を紹介します！

現代では、冷蔵庫や洗濯機、テレビ、エアコンなどといった電化製品を使うのが当たり前になっています。
遺品整理の過程でも、様々な電化製品が出てくることがあるでしょう。
ここでは、電化製品のリサイクル方法を紹介します。

一般的に、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビの4品目に関しては、家電リサイクル法と呼ばれる決まりによって、その活用方法が定められています。
加えて、電化製品の製造元であるメーカーの違いによっては、リサイクルにかかる費用が変わることにも気をつける必要があります。

具体的なリサイクル方法の1つ目が、買い替えです。
例を挙げると、「新しいテレビを購入するときに、それまで使用していた古いテレビを引き取る」というサービスを提供している店舗があります。
店舗によっては引き取り対象とする製品に制限が設けられている場合があるので、その点は事前に確認しておきましょう。

2つ目に紹介する方法は、回収業者を利用して回収してもらうことです。
必須事項を書くことで回収業者を活用できる、家電リサイクル券と呼ばれるものがあるのを知っている方は少ないのではないでしょうか。
この券は郵便局の窓口で買えるもので、その際には引き取ってもらう電化製品のメーカーの名前、テレビの場合は画面の大きさ、冷蔵庫の場合は内容積などといった情報が必要です。
このとき、引き取ってもらう製品の数やメーカーごとに費用が変化することに留意しておきましょう。

□遺品整理業者を活用することで得られるメリットとは？

ここまで遺品のリサイクル方法に関する様々な情報を提供させて頂きましたが、中には自分で行うことに大きなストレスを感じる方もいるでしょう。
そのような方におすすめなのが、遺品整理業者を活用することです。

利用するメリットとして大きいのは、仕分けから買取、掃除までの作業をスムーズに進められる点です。
遺品整理にそもそも慣れていないにもかかわらず、リサイクルまで自分で行うとなると、時間も手間もかかってしまいます。
また、自分で故人の品物を一つ一つ取り扱うことをつらく感じる方もいます。
そのため、遺品整理業者を利用することによって、肉体的負担だけでなく精神的なダメージも抑制できるのです。

また、故人の家から離れたところで暮らしていて、遺品整理に時間を割けないという方にもメリットが大きい方法です。
特に大型家具や大型農具など運搬に多大な労力を要するものを取り扱うときは、時間も力も必要になるので、それらの取り扱いを代わりに行う遺品整理業者は非常に魅力的です。

利用する際の注意点としては、「料金設定を詳細に説明しているか」、「対応やサービスは丁寧か」、「資格保有者がいるか」などといったことが挙げられます。
メールや電話で気軽に質問できる業者、古物商許可や一般廃棄物収集運搬許可証などといった資格を有している業者を選定するのがおすすめです。

□まとめ

遺品をリサイクルするためには、リサイクル回収箱やフリマアプリ、リサイクルショップなどを活用する必要があります。
特に電化製品については、リサイクルに関するルールが定められていることに気をつけましょう。
また、遺品整理場所が遠い方や仕事で忙しい方は特に、遺品整理業者を利用すると便利ですよ。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫代表取締役

クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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