特殊清掃の現場に入る際にはご注意を!特殊清掃業者の利用をおすすめします!

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特殊清掃の現場に入る際にはご注意を!特殊清掃業者の利用をおすすめします!

特殊清掃が必要になる現場に出くわしてしまうことは必ずないとは言いきれません。
アパートで孤独死や殺人があると特殊清掃を依頼する必要があります。
しかし、特殊清掃の際にご自身も入られるという方もいらっしゃいます。
特殊清掃現場は大変悲惨ですので、入る際には大変注意が必要です。
また、特殊清掃をする際の手順を知っておくことで、どれほど難しい仕事かということを把握しておく必要があるでしょう。

□特殊清掃の現場に入る際にはご注意を!

人が亡くなった現場への入室はさまざまなリスクがあります。
もし、一般の方が入室する場合には以下のリスクを把握したうえで入室するようにしてください。

*視覚的刺激

特殊清掃現場は非日常的な情報であふれています。
気軽な気持ちで入ってしまうと、初めて目にする遺体や死体に集るハエや虫の映像が脳裏に焼き付いてしまい、そのあとも忘れられないということがあります。
遺体が運ばれた後も体液が染みついていたり、故人が一人でお住まいになっていた状況を想像したりして悩まれる空も多いです。

*嗅覚的刺激

最も悩まされる臭いが腐敗臭です。
特に特殊清掃が必要な部屋は、強烈な臭いが立ち込めており、一度入ると体を洗ってもなかなか取れなかったり、ふとした瞬間に想い出してしまったりとなかなか解消できません。
市販のマスクで防げないどころか、特殊な防臭マスクを使っても臭いが分かってしまうので、特殊清掃が完了していない部屋に入るのは避けた方が良いでしょう。

*心理的外傷

ご遺族の方は特にご注意が必要です。
故人が亡くなられるととてもつらく、悲しいお気持ちになられます。
そのため、現場に入室したいと思われる方も多くいらっしゃいますが、それによってより心理的負担を大きくしてしまい、不安を助長してしまいます。
ストレス障害を抱えるケースも少なくありません。

*感染症による二次災害

病気によって亡くなられた方のご遺体には、48時間以上体内に菌が残存することは無いと考えられています。
しかし、48時間を過ぎると内臓腐敗が進んで、細菌が増殖し、腐敗が進みます。
腐敗が進むことによってウジ虫やゴキブリがわき、それが部屋に菌をまき散らすため、感染症の原因になってしまうというわけです。

このような感染症を防ぐためにも、特殊清掃が完了するまでの入室は控えられた方が良いでしょう。

□孤独死の現場を清掃する際のステップを解説!

前章でご紹介したように特殊清掃現場に立ち入ることはかなり危険です。
そのため、特殊清掃業者に依頼することをおすすめします。
この章では、特殊清掃業者に清掃を依頼するまでのステップについてご紹介します。

ステップ1.警察による現場検証

孤独死の現場を発見したら、まずは警察に通報します。
警察に通報した後も、殺人事件である可能性もあるため、部屋の中には入らないようにしましょう。
基本的に、死因が判明するまでは入れないことを認識しておいてください。

ステップ2.現場の見積もり

警察の現場検証が終わり、入室許可が出たら、特殊清掃業者に見積もり依頼を出します。
悪臭によって近所に迷惑をかけることを防ぐためにも、早く見積もりを出してもらうよう対応しましょう。

ステップ3.特殊清掃の実施

見積もりに納得できたら、できるだけ早い日程で特殊清掃を行ってもらいます。
即日対応してくれる業者もあるので、一度お願いしてみても良いでしょう。
特殊清掃業者の来る時間に合わせて鍵の受け渡しを行う必要があるので、時間の都合を合わせる必要があります。

ステップ4.遺品整理

特殊清掃が完了したら、遺品整理を行います。
遺品整理を行う際には、マスクと手袋を必ずつけるようにしてください。
孤独死の場合には、先に清掃、消臭、消毒を行った上でご遺族の方に入室してもらう場合が多いです。

また、基本的に現場に残っている遺品は雑菌がついていて腐敗している可能性が高いので、あまり期待はできないでしょう。

ステップ5.消臭・消毒

室内での作業が終わったら、改めて消毒・消臭を徹底して行います。
腐敗臭は一度落としても、また出てくる可能性があるので特殊な消臭剤を用いて徹底的に消臭・消毒を行います。

□特殊清掃を依頼する際のポイントとは?

特殊清掃は時間との戦いなので、早さが大切です。
そこで2つのポイントに注意してください。

1つ目は、できるだけ早く清掃を依頼することです。
できるだけ早く清掃を行い、腐敗臭をなくすようにしましょう。
孤独死現場には体液や血液、遺体が残っているためどんどんと腐敗臭が強くなっていきます。

これを防ぐためにも、孤独死を発見して警察に連絡した直後に特殊清掃業者に依頼しておくと良いでしょう。

2つ目は、依頼する特殊清掃業者を決めておくことです。
これは特に不動産管理を行っている方が注意しておくと良いポイントです。
不動産管理を行っている方にとって、孤独死は意外にも身近なものであり、普通に起こり得るものになってきました。

実際に、特殊清掃が必要になった際にすぐに対応できるようにするためにも信頼できる特殊清掃業者とのつながりを作っておく必要があります。

□まとめ

特殊清掃現場はとても悲惨なものであり、慣れていない方が入るとかなり精神的に負担を負ってしまいます。
特殊清掃業者に依頼を行うことによって、安心して遺品整理や相続について考えられるので、ぜひ今回ご紹介した特殊清掃のステップやポイントを覚えておいてくださいね。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

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私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
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