特殊清掃の手順とは?業者に依頼するメリット・注意点を紹介します!

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特殊清掃の手順とは?業者に依頼するメリット・注意点を紹介します!

近年、日本の高齢化に伴って高齢者の一人暮らしが増え、孤独死が増加しています。
孤独死に遭遇した場合、私たちはどのように行動すればよいでしょうか。
孤独死に遭遇した場合には、看取られて亡くなった場合と部屋の片づけ方が異なるため、今回ではその片付けの方法についてご紹介していきます。

□特殊清掃の手順について

孤独死に遭遇した場合、自力で部屋を片付ける方法と、特殊清掃会社に頼む方法がありますが、自力で清掃を行うことは危険が伴いますので、会社に依頼することがおすすめです。
その理由は、孤独死した部屋には異臭が漂っており、感染症のリスクがあるためです。
また、業者のように清掃の経験があるわけではないため、時間がかかってしまいます。
自力で行える孤独死の清掃は、死後ほとんど時間が経っていないような時にしか行えないものと考えましょう。
ここでは、特殊清掃業者へ依頼して清掃する方法をご段階に分けてご紹介します。

*特殊清掃業者に見積依頼する

孤独死の場合は事件の可能性があるため、まず警察が現場検証を行います。
現場検証が完了するまでは、部屋にあるものは動かさず、事件性がないと判断されてから、行動するようにしましょう。

その後、特殊清掃業者が部屋の汚れや遺品の量などから見積もりを算出してくれます。
当社では電話・メールなどでの見積もりと訪問見積もりのどちらも無料で行っております。

*特殊清掃業者に発注する

見積もりで金額や日程を決定したら、業者に発注を依頼しましょう。
当社では、特殊清掃のみでなく、様々なご要望に合わせてプランが選択できるようになっています。
例えば、悪臭がひどい場合には、消臭オゾン脱臭処理という臭いの元を分解して徹底的に消臭する作業を別途付けることや、一度他社で清掃したけれど、再度清掃をしたいという方に床上や浴槽の特殊清掃も行っています。

*特殊清掃を行う

次は実際に特殊清掃に取り掛かります。
特殊清掃を行う日は、かなり早い日程を確保しましょう。
これは、遺体の体液や異臭が部屋に染み付くのを防ぐためです。
仮に日程が合わない、という場合でも立ち合い無しでも特殊清掃を行っていますのでご安心ください。

*遺品整理を行う

次に遺品整理を行いますが、この時には必ず手袋とマスクを着用してください。
これは、遺体の腐食から害虫が発生していたり、雑菌による家財の腐敗が発生していることがあるためです。
また、においを実際に嗅ぐと精神的に辛くなる方もいます。
感染症に感染する可能性や精神的にしんどい思いをしないためにも、防止策として手袋とマスクを着用しましょう。

*消臭・消毒を行う

遺品整理まで終われば、あとは消毒、消臭をして近隣の方が不快な思いをしないようにしましょう。
また、壁や床に体液が染みついている場合には、張替えを行うことをお勧めします。

□特殊清掃業者に依頼するメリット

特殊清掃業者に依頼するメリットは主に3つあります。

一つ目は、清掃作業の経験値があることです。
自力で行う場合には、どのように処理すればわからないような事例も、業者にお願いすることでスムーズに安心して任せることができます。
特殊清掃だからこそ取り除けるにおいや汚れがあるため、一般の清掃では汚れが残ってしまいます。
一時的ににおいが無くなっても、また異臭が発生し、結局業者に清掃を依頼する例もよくありますので、一度で、清掃を終わらせられることは、業者に頼むメリットと言えます。

二つ目に、感染症のリスクを減らせることです。
先ほどご紹介したように、家財の腐敗や体液から感染症に移る可能性があります。
周囲に知られたくないからとご自身で清掃するよりも、自分の健康のためにも業者に頼む方が良いでしょう。

三つ目に、短時間で完了できることです。
孤独死の現場は時間が経過すればするほど、害虫が発生や汚れの浸透が起きますし、異臭で近隣の方のご迷惑になる例もあります。
作業に慣れているため迅速に原状復帰できる清掃業者に依頼すれば、これらの被害を防げます。

□業者に特殊清掃を依頼する時の注意点

次に、清掃を依頼する時の注意点についてご紹介します。

特殊清掃を依頼する時には、早めに依頼をすることに注意しましょう。
その理由は、時間が経つほど部屋の汚れがひどくなっていくためです。
特に夏場の暑い時期には、汚れが浸透するスピードが速いため、1週間遅れれば数万円の差が生じます。

もう一つの注意点は、業者に依頼して実際に部屋に入る時には、手袋マスク、靴カバーの着用をすることです。
孤独死した後の部屋は害虫や悪臭が発生しているので、きちんと防具を身に付けて部屋に入りましょう。

□まとめ

今回は、孤独死に遭遇した場合の清掃方法についてご紹介しました。
孤独死に遭遇した時には、かなりの衝撃で困惑します。
自分で頑張るのではなく、業者に清掃を依頼して部屋を綺麗に片づけましょう。
当社では、ラインやメール、お電話で無料で気軽に見積もりできますので、ぜひ一度ご連絡ください。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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