遺品整理で現金が見つかったらどうする?トラブルを防ぐには?

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遺品整理で現金が見つかったらどうする?トラブルを防ぐには?

遺品整理で故人の物を整理作業しているとき、その中に現金が見つかることは少なくありません。
そして、現金が出てきた際には、様々なトラブルが起こる可能性もあります。
この記事では、遺品整理で現金が出てくる可能性のある場所、現金に関するトラブル、そしてそのトラブルを防ぐ方法について解説します。
ぜひ最後までご覧下さい。

□遺品整理で現金が出てくる場所はどこ?

故人の残した物を整理していると、その中に予想外に現金が隠されていることがあります。
ここでは、遺品整理で現金が出てくる可能性のある場所を紹介します。

1. タンスの中

「タンス預金」の言葉通り、最も一般的な場所です。
衣類に紛れて入れられていることが多く、見落としがちな場所でもあるため、入念に確認してください。

2. 机の引き出し

机の引き出しは、タンスの中に次いで、よく現金が隠されている場所です。
封筒や小包に入れたお金が出てくることがあるため、見落とさずにチェックしましょう。

3. 布団やカーペットの下

普段滅多にめくらないのが布団やカーペット。
この下に封筒に入れた現金をしまうケースも多々あります。
また、高齢者に多いのが、布団の下に敷いているパターンです。

4. 神棚や仏壇

神棚や仏壇に現金をしまうケースもあります。
特に、仏壇は引き出しがいくつもあり、隠しやすいため、大切なものがしまってあることがよくあります。

5. キッチン

キッチンは主婦の城と言われていますが、主婦の方が亡くなられた場合、キッチンからお金や貴重品が出てくるケースがあります。
キッチンの中でも、ほかの家族があまり開かないような場所に、へそくりとして隠していることがよくあります。

6. 非常用持ち出し袋

日本は自然災害が多い国であり、防災意識が高まったことで、非常用持ち出し袋からお金が発見されることが多くなりました。
現金が入っているだけでなく、悠長が入っている場合があるので、必ず見落とさないようにしましょう。

以上が、遺品整理で現金が出てくる場所の一部です。
遺品整理を行う際には、これらの場所を忘れずにチェックしてみてください。

□遺品整理でよくある現金トラブル

現金が出てくると、様々なトラブルが生じることがあります。
どのようなトラブルがあるかを把握して、トラブル防止や対策に役立ててください。
以下に、遺品整理でよくある現金トラブルについて紹介します。

*知らずに現金を捨ててしまう

隠された現金に気付かずに捨ててしまうことがあります。
これは遺品整理に慣れていない場合や、急いで片づけようとしてしまったときに、作業が雑になった場合に多く起こります。
また、大型家具が解体されたときや、ゴミ処分場でも知らずに捨てられた現金が見つかるケースがあります。

*親族が現金を盗む

一緒に整理、もしくは整理依頼した親族が現金を盗むというケースもあります。
発見者が「黙っていれば気づかれない」と身勝手に考えてしまったり、「見つけたのは私だから、私がもらっていいはず」と自分本位な認識を持っていたりすると、こういったネコババが起こることがあります。

*遺品整理業者が現金を盗む

あってはならないことですが、業者が遺品整理中に現金を盗むという事例も報告されています。
このような、業者による現金トラブルを避けるためにも、現場へ立ち合うことが有効です。
また、その前の対策として依頼前にしっかりと信頼できる業者を選ぶことも重要です。

これらのトラブルを避けるためには、遺品整理の際に現金が出てきた場合にはすぐに相続人に報告し、適切に管理することが重要です。
また、遺品整理業者を利用する場合には信頼できる業者を選び、遺品整理業者によるトラブルをなくすようにしましょう。

□遺品整理での現金トラブルを防ぐ方法

現金が出てきた際には、様々なトラブルが起こる可能性があることはすでに紹介しました。
では、そういったトラブルが起こらないためにできる対策は何でしょうか。
以下に、遺品整理での現金トラブルを防ぐ方法について紹介します。

1. エンディングノートや遺言書を確認する

まず、遺品整理を始める前に、必ず遺言書やエンディングノートを確認しましょう。
これにより、相続するべき大金を誤って捨ててしまうようなトラブルを防げます。

2. 安心して任せられる業者を選ぶ

遺品整理業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選びましょう。
遺品整理の実績を公開している業者は比較的信頼でき、安全に利用できます。

以上のような対策をすることで、遺品整理における現金トラブルを事前に防げます。
遺品整理は故人を偲ぶ大切な作業です。
トラブルを避け、故人の遺志を尊重するためにも、適切な遺品整理を心掛けましょう。

□まとめ

遺品整理中に現金が見つかることがあり、その際には様々なトラブルが起こる可能性があります。
遺品整理をする際は、現金が隠されている可能性のある場所の入念なチェック、起こりうる現金トラブルの把握、そしてそういった現金トラブルを防ぐための対処法をバランスよく行う必要があります。
しかし、遺品整理というのは練習できるものではないため、経験がなく戸惑うことが多く出てくるのも事実です。
また、時間がかかる作業であるため、日々仕事がある方には難しいこともあります。
そういう方には、信頼できる遺品整理業者を活用することが有効です。
経験豊富なスタッフであれば遺品整理の実行、アドバイス、そして素早く作業を実行してくれます。
適切な遺品整理を心掛け、故人の遺志を尊重しましょう。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

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さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
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