遺品整理は、気持ち的にも体力的にも負担が大きい作業のため、自分で行うのが辛いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、遺品整理業者に依頼する方法があります。
今回は、遺品整理業者に依頼するとどれくらいの費用がかかるのかを紹介します。
また、費用を抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□遺品整理の費用相場

遺品整理の費用は部屋の広さや作業人数によって大きく異なります。
ここでは、部屋の間取り別に紹介します。

＊1K、1DK、1LDK

1Kの場合、作業スペースが限られているので費用相場は35,000円からです。
作業人数は2～4人で、時間は2時間から6時間ほどかかります。
基本的には50,000円前後ですが、リサイクル家電や特殊作業が必要なケースでは100,000円以上かかることもあります。

また、1DKの費用相場は60,000円からです。
1LDKでは、80,000円からが相場の金額といえます。
作業人数や時間については、1Kと同じです。

＊2DK、2LDK

2DKの場合は120,000円から、2LDKの場合は140,000からが相場です。
部屋が増えるので、1DKや1LDKよりは費用が高くなりやすい傾向にあります。
作業人数は2～8人、作業時間は2から8時間です。

＊3LDK

費用相場は、180,000円からとなっています。
作業人数は3～10人で、作業時間は最短で4時間、長い場合は1日かかります。

＊4DK以上

4DK以上の場合、費用相場は200,000円からです。
間取りが増えれば増えるほど費用が高くなります。

作業人数は4～10人、作業時間は1～2日です。
遺品整理は一般的に1日で終了しますが、間取りや作業内容によっては1日を超えることもあります。

□費用を少しでも安くする方法

間取り別に費用相場を紹介しましたが、少しでも費用を抑えたいですよね。
そこで、費用を1円でも安くするコツを紹介します。

・予め整理できるものは整理しておく

整理するものの量が多いほど費用は高くなります。
そのため、自分で整理できるものは業者に依頼する前に整理しましょう。

しかし、故人との別れは気持ち的にも体力的にも辛い作業なので、無理をする必要はありません。
ご自身ができる範囲で行いましょう。

・売却できそうなものは買取に出す

貴金属や高級家具、着物などの価値があるものは、遺品整理業者が買取分の費用を作業料金から差し引いてくれることもあります。

しかし、専門買取店やフリマアプリに出品すれば、より高く売れることもあり、費用をさらに節約できます。

□悪徳業者には要注意！

多くの遺品整理業者が存在しますが、その中には作業内容に見合わない高額請求をする悪徳業者もいます。
悪徳業者に依頼して遺品整理の失敗を防ぐためにも、悪徳業者の特徴をお伝えします。

・営業許可を取得していない

遺品整理業者の中には行政からの許可が必要なものがあります。
例えば、遺品整理に伴ってなにかを廃棄する際は「一般廃棄物収集運搬許可」や「古物商許可」が必要です。
許可なくサービスをしている業者は違法な業者です。
許可を持っているかどうか、契約前に業者や自治体のホームページなどでチェックしましょう。

・遺品の買取や処分を強引に迫る

遺品を無理矢理買い取ろうとしたり、処分依頼を迫ってきたりする業者にも注意しましょう。
この場合、遺品を高額で転売しようとする悪質業者かもしれません。
遺品整理は、人の死を伴う非常にデリケートなものです。
遺品を無理矢理買い取ろうとする業者ではなく、しっかり遺族の気持ちを尊重してくれる業者を選びましょう。

・正確な見積もりを作成しない

正確な見積もりを作成しない業者は、遺品整理をした後に高額請求をする可能性があります。
また、見積もりを作成したとしてもその内訳をしっかり確認しましょう。
中には、作業後にオプション料金や追加料金を支払うように言う悪徳業者もいます。
1つ1つ丁寧に確認し、分からないことは必ず聞いておくようにしましょう。

もし、悪徳業者に依頼してしまった場合は、クーリングオフ制度を利用し、契約を取りやめましょう。
遺品整理サービスはクーリングオフ制度の対象業務であり、契約日から8日以内であれば無条件で解約できます。

解約できるか分からない場合は、消費者庁の「消費者ホットライン」に相談するのがおすすめです。
局番なしの電話番号「188」で近くの消費者センターに繋がります。

当社は、正式な見積もりを提出後、追加費用は一切発生しません。
他社では追加費用が必要なものは、基本料金に含まれており、見積もりから費用が増えることはないのでご安心ください。

また、古物商資格を取得したスタッフが見積もりの段階で同行でき、安心して作業費をお得にすることができます。
遺品整理を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

□まとめ

遺品整理の費用相場は、間取りによって異なります。
費用を抑えるには、予め自分で整理できるところは整理したり、専門買取業者に買取してもらったりする方法があります。
また、遺品整理業者の中には悪徳業者もあります。
営業許可書を取得していないところや見積もりをきちんと提示してくれない業者には気を付けましょう。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫代表取締役

クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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