遺品整理で判断に困ったときに捨ててはいけないものとは?判断するコツについて解説!
遺品整理は、故人の遺品を整理する作業ですが、何を捨ててよいのか、捨ててはいけないのか分からない方も多いでしょう。
今回は、遺品整理をするときに、捨ててはいけないものや判断のコツについてご紹介します。
遺品整理で捨てて良いかの判断に困ったときには、この記事を読んで判断のコツを知り、スムーズに遺品整理をしましょう。
□遺品整理で判断に困ったときに捨ててはいけないもの
遺品整理で、捨ててはいけないものが8つあります。
1つ目は、お金に関するものです。
通帳、印鑑、有価証券、土地に関する書類、保険証券、クレジットカード、電子マネーのカードなど、財産に関するものは捨てないようにしましょう。
2つ目は、スマートフォンやパソコン、充電コード類です。
これらはデジタル遺品と呼ばれ、お金にまつわる情報や故人の思い出が残されています。
また、スマートフォンやパソコンのデータの中には大切な情報が残されていることもあるので、慎重に扱いましょう。
3つ目は、貴金属や貴重品です。
美術品、宝石、ブランド品などの高額なものは買取が期待できる場合もあります。
また、これらの品物は親族間で形見分けをすることで、故人との思い出を残せます。
4つ目は、契約に関する書類です。
賃貸契約書、携帯電話の契約書、公共料金の支払書など、契約に関する書類はとりあえず保留しておくのがおすすめです。
相続手続きが完了してから契約に関する書類を整理しましょう。
5つ目は、借りているものです。
レンタルDVD、ワイファイルーター、ケーブルテレビの受信機など、リース契約が結ばれている場合は返却方法を確認してください。
6つ目は、写真や手紙など、故人との思い出に残る品物です。
これらのアイテムは一度失ってしまうと二度と戻ってこないため、大切に保管しましょう。
7つ目は、買取・リサイクルできるものです。
捨てるつもりの遺品の中には、買取やリサイクルが可能なものもあります。
遺品として処分する前に、次の人の手に渡る可能性を検討しましょう。
リサイクルはSDGsの観点からも良い選択です。
8つ目は、捨てたら後悔しそうなものです。
「迷ったものは残す」ことが後悔を防ぐコツです。
遺品整理はそれぞれのものに思い出が詰まっています。
判断に困ったときには、とりあえず保留し、後で再検討しましょう。
以上のポイントに注意しながら、遺品整理を行うことで、スムーズに整理が進められます。
遺品整理は慎重に行い、故人の思い出を大切にしましょう。
□捨ててはいけないものを判断するコツ
捨ててはいけないものを判断しやすくするコツは4つあります。
まず、遺品整理をするときは遺品を種類別に分類することです。
大まかに、貴重品、思い出の品、買取に出すもの、処分するものの4つに分けましょう。
遺品を分類することで、捨ててはいけないものを間違えて捨てる可能性が低くなるでしょう。
次に、遺品整理は1人でしないことです。
1人で遺品整理をすると、心も体も疲れてしまいます。
また、判断に困ったときに他の人の意見が聞けるため、処分するのか残しておくのかの判断がしやすいです。
そして、段階に分けて遺品を整理することです。
一度に遺品整理を終わらせようとすると、大切なものまで処分してしまい、そのことに後悔するかもしれません。
埋葬後や四十九日の後などの遺族が集まるときに、少しずつ整理するのがおすすめです。
最後に、生前整理を考えておくことです。
親や祖父母に貴重品の場所やスマートフォンのパスワードなどを教えておいてもらいましょう。
生前整理をしておくと、遺品整理で捨ててはいけないものの判断がしやすくなるため、遺品整理の負担が減ります。
□遺品整理をスムーズに行うコツ
遺品整理をスムーズに進めるためのコツを3つ紹介します。
*故人が大切にしていたものは処分しない
形見分けを行うことで、故人の思い出を後世に伝えられます。
例えば、お祖母さんの古いジュエリーは、リメイクして使えるようにすると良いでしょう。
*判断に困ったものは捨てない
遺品整理は「残すか、捨てるか」の2択ではなく、とりあえず保留にする選択肢もあります。
判断に困ったときはとりあえず残しておきましょう。
なぜなら、見かけによらず意外な価値のあるものが残されているかもしれないからです。
特に貴金属、美術品、骨董品(こっとうひん)、コレクションアイテムなどは、高い評価を受けることもあります。
*思い出の品はとりあえず残しておく
写真が大量にある場合、全てを一度に見てしまうと時間がかかり、感情的な負担もかかります。
そのため、アルバムや写真は全て保管し、後でゆっくりと取捨選択する時間を持ちましょう。
遺品整理は故人との思い出を大切にし、後世に伝えるための重要な作業です。
この作業を通じて、故人の生涯や価値観を理解し、思い出を大切にできます。
□まとめ
遺品整理は故人の思い出を大切にする作業です。
捨ててはいけないものや判断のコツを理解することで、遺品整理をスムーズにできます。
お金に関するものやデジタル遺品、貴金属、契約書類などは慎重に整理しましょう。
また、故人が大切にしていたものやその遺品を捨てるかの判断に困ったときはとりあえず残しておき、後でゆっくり取捨選択することをおすすめします。
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
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