ゴミ屋敷からの脱却!自力での片付けするためのコツとは?

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ゴミ屋敷からの脱却!自力での片付けするためのコツとは?

ついつい家にたまってしまうゴミ。
ゴミがたまってしまうと、住み心地が悪いだけでなく、病気や火災につながる恐れもあります。

ゴミ屋敷を片づけるには、専門の会社に依頼するのがおすすめですが、自力で片づける方法もあります。
今回は、ご自身の力で家を清掃する際のポイントを解説します。
近隣住宅とのトラブルを避けるためにも、ぜひ参考にしてください。

□ゴミ屋敷を自力で片付けるための基準と判断方法

自力でゴミ屋敷を片付ける際、最初に行うべきは、現状を正確に把握し、自分自身で片付けが可能かどうかを判断することです。
以下の基準に基づき、ご自身の状況に照らし合わせてみてください。

1:部屋の広さ

ゴミ屋敷の片付けを行ううえで、最初に考慮すべきは部屋の広さです。
3DKまでの広さであれば、1人でも効率的に作業を進められます。
この規模を超えると、掃除に要する時間や労力が大幅に増加し、物の仕分けや処分に関しても複雑になるため、プロの清掃会社に依頼する方が賢明かもしれません。
特に、一軒家全体の掃除を考えている場合は、専門家のサポートを得ることがおすすめです。

2:水回りの機能性のチェック

ゴミ屋敷の状態では、水回りの機能性が低下していることがしばしばあります。
キッチン、お風呂、洗面所の水回りが正常に機能しているかどうかを確認しましょう。
水が流れない、使えない状態であれば、掃除の前に専門家に依頼して修理や清掃を行うことが必要です。
水回りが適切に機能していない状態での自力清掃は、健康や安全上のリスクも伴います。

3:住民の生活状況の考慮

自力清掃を考える際、住人の日常生活がどの程度維持できているかを考慮することも重要です。
生活の質が著しく低下している場合や、物が多すぎて日常生活に支障が出ている状態では、プロの介入が必要かもしれません。

反対に、生活が一定程度維持できている場合は、自力での片付けによってゴミ屋敷状態を解消できますが、時間と体力、精神的な耐力が必要です。
ご自身が直面している問題の実態を正しく把握し、自力で清掃を行うことが適切かどうかを見極めましょう。
自力での清掃が可能だと判断した場合は、必要な清掃用品を事前に用意し、計画的に作業を進めることが大切です。

□手を動かす前に知っておきたい!自力清掃の5ステップ

自力でゴミ屋敷を掃除するには、計画的かつ段階的に行うことが必要です。
ここでは、効率的で効果的な自力清掃のステップを5つに分けてご紹介します。

1:清掃の目標設定とイメージ作り

まず、具体的な目標設定と清掃後の部屋のイメージを作ることです。
例えば、「2週間でリビングを片付ける」というように、具体的な目標を設定しましょう。
それから、片付いた後の部屋のイメージを思い描き、清掃のモチベーションを高めます。
この目標設定は、作業の進行を促し、清掃を続ける上で欠かせません。

2:害虫対策の実施

ゴミ屋敷にはしばしば害虫が発生するため、掃除前に害虫対策を行うことが重要です。
害虫退治のスプレーや燻煙剤を使用して、清掃作業を安全かつ快適に進められる環境を整えましょう。
これにより、後の清掃作業がスムーズに進行し、衛生面での問題も最小限に抑えられます。

3:物の仕分け

次に、物を「捨てる」「残す」「保留」の3つに仕分けます。
この過程で、不要な物は思い切って処分し、必要な物だけを残すことが重要です。
仕分けは、物の量を減らし、清掃作業を容易にするための重要なステップです。

4:ゴミの処分手配

仕分けで「捨てる」と決めた物は、適切に処分する必要があります。
不燃ごみ、可燃ごみ、粗大ごみ、と適切なカテゴリーに分けて、決められた日に処分しましょう。
特に、大量のゴミが出る場合は、事前に自治体や回収業者に確認し、正しい処分方法を把握することが大切です。

5:掃除後の仕上げ作業

最後に、ゴミを処分した後の床や壁をきれいに拭きます。
ここで、埃や汚れをしっかり取り除くことで、清潔で居心地の良い空間を取り戻せます。
特に、生ごみから出る悪臭や汚れに注意し、消毒液を用いてしっかりと除菌することが重要です。
これらのステップを踏むことで、自力での清掃がより効率的かつ効果的に進められるでしょう。
次に、清掃後の状態を維持し、再びゴミ屋敷状態に戻らないための方法を見ていきます。

□再びゴミ屋敷にしないための維持術

ゴミ屋敷からの脱却は一大プロジェクトですが、それ以上に重要なのは、その状態を維持し、再びゴミ屋敷に戻らないようにすることです。
以下の4つのコツを実践することで、清潔で整頓された生活空間を長期間保てます。

1:物の定位置を決める

「いる物」と判断したものは、それぞれに定位置を設けましょう。
定位置を決めることで、物が無秩序に散らかるのを防ぎ、日々の生活がスムーズになります。
使用した後は必ず元の場所に戻すことを心がけると、部屋が散らかるのを防げます。

2:必要最低限の物を保持

物を減らすことも、清潔な空間を維持する上で重要です。
「いつか使うかもしれない」という考えは捨て、今必要のないものは積極的に処分しましょう。
物が少なければ少ないほど、掃除がしやすくなり、整理整頓も容易になります。

3:物を増やさない

新しい物を購入する際は、本当に必要かどうかをよく考えることが大切です。
不必要な物を購入しないことで、物が溢れることを防ぎ、ゴミ屋敷状態の再発を防げます。

4:定期的に人を招待する

定期的に人を家に招くことで、常に部屋をきれいに保つモチベーションが生まれます。
また、他人の目があることで、ゴミが溜まることを防ぐ効果もあります。
さらに、人を招くことは、社交的な面で良い影響をもたらし、孤独感を減らす助けにもなります。
これらの維持術を実践することで、ゴミ屋敷からの脱出だけでなく、その状態を長期間維持ます。
習慣化することがポイントです。

□まとめ

この記事では、自力でゴミ屋敷を片付け、清潔な居住空間を取り戻すための方法を解説しました。
まず、自力での清掃が可能かどうかを部屋の広さ、水回りの機能、住人の生活状況の3つの基準で判断し、準備を整えます。
その後、清掃の目標設定、害虫対策、物の仕分け、ゴミの処分手配、掃除後の仕上げ作業といった5つのステップを踏んで清掃を進めます。
最後に、物の定位置を決める、必要最低限の物を保持する、物を増やさない、定期的に人を招待する4つの維持術を実践することで、きれいな状態を長く保てます。

投稿者プロフィール

伊藤 輝夫
伊藤 輝夫代表取締役
クリーンアシストの伊藤輝夫です。
私たちは、遺品整理、生前整理、特殊清掃、家財整理、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の整理、御供養、御炊き上げなど様々なサービスを提供しております。
私たちの仕事は、ただ単に片づけることではありません。
お客様一人ひとりの状況や感情に寄り添い、心の整理もサポートすることに重点を置いています。

遠方にお住まいでスケジュール調整が難しい場合は動画や画像を用いた見積もり提出が可能でございます。
また、清掃したお家を売却や賃貸などの不動産として活用する場合は、リフォームを行なったり、活用のサポートをしたりなど柔軟に対応いたします。

私たちは、「片付け」をただの費用負担と捉えず、お客様が抱える負担を軽減する手段と位置づけ、ご自宅の品物を買取させていただくことで、実際に「助かる」と感じていただけるよう努めています。
さらに、社会貢献活動として被災地への毛布寄付なども行っており、地域社会への貢献も忘れません。

私たちクリーンアシストは、お客様の生活空間を清潔で快適な状態にするだけでなく、心の整理と癒しを提供することを大切にしています。
遺品整理や生前整理を通じて、故人の想いを大切にしながら、残されたご家族の新たなスタートを支えます。
特殊清掃や家財整理では、見た目の変化だけでなく、生活の質の向上を目指しています。
ゴミ屋敷や汚部屋の清掃は、ただ清潔にするだけでなく、お客様が新しい生活を送りやすい環境を作るお手伝いをします。

私たちは、一つ一つの作業を丁寧に、そして心を込めて行います。お客様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供することで、より良い生活空間の作り出すことを目指します。
クリーンアシストは、お客様の「清潔な空間での新生活」を全力でサポートします。

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