遺品整理で全部捨てるのはダメ？残すべき10個と処分方法を解説
たくさんの思い出の品々に囲まれ、何を残し、何を処分すればいいのか、迷っている方もいるのではないでしょうか。
大切なのは、故人への感謝の気持ちを持ちながら、遺品と向き合い、整理していくことです。
しかし、同時に、思い出と向き合い、手放す決断をしなければならない、心の負担が大きい作業でもあります。
この記事では、遺品整理で絶対に捨ててはいけない10個のものと処分方法や注意点をご紹介します。
安心して、確実に遺品整理を行えるようにしましょう。
□遺品整理で捨ててはいけない10個のもの
遺品整理で不用品を処分するのは大切な作業ですが、中には絶対に捨ててはいけないものがあります。
1: 遺言書
遺言書は、故人が自分の財産や相続について、自分の意思を明確に示したものです。
遺言書が存在する場合、相続手続きを進める上で最も重要な書類です。
遺言書は、必ず保管しておきましょう。
2: 保険証
故人の保険証は、死亡保険金の請求や、医療費の返還請求など、様々な手続きに必要となります。
また、故人が加入していた生命保険の契約内容を確認するためにも、保険証は保管しておきましょう。
3: 預金通帳とキャッシュカード
故人の預金通帳とキャッシュカードは、相続手続きを進める上で、最も重要な書類の一つです。
預金通帳は、故人の預金残高を確認し、相続財産の計算を行うために必要となります。
また、キャッシュカードは、故人の口座を解約する際に必要となります。
4: 重要書類
故人の戸籍謄本、住民票、印鑑証明書など、重要な書類は、相続手続きや財産管理に必要となります。
これらの書類は、保管場所を明確にして、紛失しないよう注意しましょう。
5: 権利書
故人が所有していた不動産の権利書は、相続手続きを進める上で重要な書類です。
権利書は、相続財産の計算を行うために必要となります。
また、不動産の売却や賃貸を行う場合にも必要となります。
6: 車検証
故人が所有していた自動車の車検証は、相続手続きを進める上で、重要な書類の一つです。
車検証は、自動車の所有者変更手続きを行う際に必要となります。
また、自動車の売却や廃車を行う場合にも必要となります。
7: 債権・債務に関する書類
故人が借金をしている場合、借金の返済義務は相続人に引き継がれます。
そのため、借金に関する書類は、相続手続きを進める上で、重要な書類となります。
また、故人が貸金業者から借金をしていた場合、借金に関する書類は、債権回収会社に提出する必要がある場合があります。
8: 年金証書
故人が年金を受給していた場合、年金証書は、相続手続きを進める上で、重要な書類となります。
年金証書は、故人の年金受給額を確認し、相続財産の計算を行うために必要となります。
9: 医療費に関する書類
故人が病気や怪我で治療を受けていた場合、医療費に関する書類は、相続手続きを進める上で、重要な書類となります。
医療費に関する書類は、故人の医療費の負担状況を確認し、相続財産の計算を行うために必要となります。
10: 遺品整理関連の書類
遺品整理を進める上で、遺品整理業者との契約書や見積書など、重要な書類は、保管場所を明確にして、紛失しないよう注意しましょう。
□遺品整理で捨ててはいけないものを守るための3つの方法
遺品整理で捨ててはいけないものを守るには、事前に準備しておくことが大切です。
1: 遺品整理前にリストアップする
遺品整理前に、捨ててはいけないものをリストアップしておきましょう。
リストを作成することで、遺品整理中に重要な書類や遺品を紛失してしまうリスクを減らすことができます。
2: 遺品整理を始める前に確認する
遺品整理を始める前に、故人の遺言書や、故人が残した手紙や日記など、重要な書類や遺品がないか確認しましょう。
また、故人の家族や親族に、故人から何か大切なものを預かっている人がいないか、確認しておくと良いでしょう。
3: 遺品整理業者に依頼する場合は、事前に説明する
遺品整理業者に依頼する場合は、事前に、捨ててはいけないものがあることを説明しましょう。
遺品整理業者に、捨ててはいけないものをきちんと理解してもらうことで、誤って処分されてしまうリスクを減らすことができます。
□まとめ
この記事では、遺品整理で絶対に捨ててはいけない10個のものを具体例と共に紹介し、処分方法や注意点をご紹介しました。
遺品整理は、故人への感謝の気持ちを持ちながら、思い出と向き合い、整理していく大切な作業です。
故人との思い出を大切にしながら、安心して遺品整理を進めてください。
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