遺品整理で必ず残すべきもの7つ|後悔しない遺品整理の進め方

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遺品整理で必ず残すべきもの7つ|後悔しない遺品整理の進め方

大切な人を亡くし、遺品整理をすることになった時、何を残すべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
特に、故人の思い出が詰まった品々を手放すのは、辛い決断ですよね。
しかし、遺品整理はただ物を処分するだけでなく、故人との大切な思い出を整理し、未来へ繋ぐための大切な儀式でもあります。

今回は、遺品整理で必ず残すべきもの7つと、後悔しないための遺品整理の進め方について詳しく解説します。
故人の意志を尊重し、残すべきものと処分すべきものを明確に判断することで、気持ちの整理がつき、スムーズな遺品整理を進めることができます。

遺品整理で必ず残すべきものとは?

遺品整理で何を残すべきか迷う人は多いですが、必ず残すべきものがあります。
ここでは、遺品整理で必ず残すべき7つのカテゴリーを紹介し、その理由を解説します。

1: 遺言書やエンディングノート

遺言書は、故人が自分の財産や相続についてどのように考えていたのかを知るための重要な資料です。
エンディングノートは、故人の生前の思いや願い、大切な思い出などが記されている場合があり、遺族にとって貴重な情報源となります。

遺言書やエンディングノートがあれば、故人の意志を尊重した遺品整理を進めることができます。
また、遺族間でトラブルになる可能性も減らすことができます。

2: 貴重品

現金、通帳、クレジットカード、キャッシュカード、証券、不動産の権利書など、金銭的な価値のあるものや、個人の身分証明書となるものは、必ず残しておくべきです。
これらの遺品は、遺族が相続手続きを進める上で必要となるため、紛失しないように注意が必要です。

3: 故人との思い出の品

写真、手紙、日記、贈り物など、故人との思い出が詰まった品々は、遺族にとってかけがえのない宝物です。
これらの遺品は、故人を偲び、その思い出を大切に守り続けるために残すべきです。

4: 価値のあるもの

故人が収集していた美術品、骨董品、ブランド品、コレクションなど、価値のあるものは、専門家に査定してもらうことを検討しましょう。
価値のある遺品は、売却することで相続財産を増やすこともできます。
また、博物館や美術館に寄贈することで、故人の遺志を社会に貢献することもできます。

5: 鍵

家の鍵、車の鍵、ロッカーの鍵など、故人が使用していた鍵は、紛失すると大きなトラブルに繋がるため、必ず保管しておく必要があります。

6: 身分証明書

運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、故人の身分証明書は、遺族が手続きを行う際に必要となる場合があります。
また、これらの遺品は、法律に基づいて返却する義務があるため、保管場所をしっかりと確認しておきましょう。

7: 契約書や権利書

生命保険の証券、賃貸契約書、ローン契約書など、故人が契約していた書類は、遺族が契約内容を確認したり、解約手続きを行うために必要です。

遺品整理で残すものを決める手順

遺品整理で残すものを決める手順を4ステップで解説します。
遺言書を確認し、残すものの基準を決め、実際に遺品を確認し、故人のことを思い出しながら最終決定することで、後悔のない遺品整理を進めることができます。

1: 遺言書やエンディングノートを確認する

遺言書やエンディングノートがあれば、故人の意志を明確に知ることができます。
遺言書には、相続に関する内容だけでなく、特定の遺品を誰かに譲りたいという願いが記されている場合もあります。
エンディングノートには、故人の生前の思いや願い、大切な思い出などが記されている場合があり、遺族にとって貴重な情報源となります。

2: 残すものの基準を決める

遺言書やエンディングノートを参考に、遺族で話し合い、残すものの基準を決めましょう。

例えば、以下の基準を参考にすると、遺品整理を進めやすくなります。
・故人が大切に思っていたもの
・遺族にとって思い出深いもの
・社会的な価値のあるもの
・今後必要となるもの

3: 遺品を実際に確認する

基準に基づいて、遺品を一つずつ確認していきましょう。
思い出の品や価値のあるものだけでなく、日常的に使っていた物、書類、写真など、あらゆる遺品をチェックします。

4: 故人のことを思い出しながら最終決定をする

遺品を確認しながら、故人のことを思い出し、残すか処分するかを最終的に判断します。
このステップでは、感情的な判断だけでなく、冷静に状況を判断することが重要です。
遺族間で意見が食い違う場合は、話し合いを重ね、納得のいく結論に至るようにしましょう。

遺品の処分方法

遺品の処分方法を4つ紹介します。
捨てる、リサイクルをする、寄付をする、業者に頼むなど、それぞれの方法のメリット・デメリットを解説します。

1: 捨てる

不用品は、各自治体のルールに従って、分別して処分します。
粗大ゴミは、地域の指定場所に出すか、収集を依頼する必要があります。

メリット: 手軽に処分できる
デメリット: 環境への負荷が大きい

2: リサイクルをする

不用品の中には、リサイクル可能なものもたくさんあります。
家電や家具、金属製品、ガラス製品などは、リサイクルに出すことができます。

メリット: 環境への負荷を減らすことができる
デメリット: リサイクル可能なものかどうか判断が難しい場合がある

3: 寄付をする

不要品の中には、まだ使えるものもたくさんあります。
衣類、食器、おもちゃ、本などは、慈善団体やリサイクルショップに寄付することができます。

メリット: 社会貢献ができる
デメリット: 寄付先を探すのが難しい場合がある

4: 業者に頼む

遺品整理が難しい場合は、遺品整理専門業者に依頼することができます。
遺品整理専門業者は、遺品整理だけでなく、不用品の処分、清掃、遺品整理サポートなども行っています。

メリット: プロの知識や経験を生かせる
デメリット: 費用がかかる

まとめ

遺品整理は、故人との別れを乗り越え、新たな章を始めるための大切なプロセスです。
今回紹介した内容を参考に、故人の意志を尊重し、残すべきものと処分すべきものを明確に判断することで、気持ちの整理がつき、スムーズで後悔のない遺品整理を進めることができます。
遺品整理を通して、故人との思い出を大切に守り、未来へ繋いでいきましょう。

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