ゴミ屋敷の退去清掃で知っておくべきこととは?費用と片付け術を解説

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ゴミ屋敷の退去清掃で知っておくべきこととは?費用と片付け術を解説

「ゴミ屋敷」という言葉を目にする機会は増えていますが、いざご自身の状況となると、どう対処すれば良いか、どのくらいの費用がかかるのか、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
賃貸物件の退去時には、通常の清掃だけでは済まないケースも多く、専門的な知識や作業が必要となることがあります。
今回は、ゴミ屋敷状態の部屋を退去する際に知っておきたい清掃の範囲、費用の目安、そして費用を抑えるための方法について解説します。
スムーズな退去に向けて、ぜひ参考にしてください。

ゴミ屋敷退去に必要な清掃とは

退去時の原状回復と清掃範囲

賃貸物件では、退去時に物件を入居前の状態に戻す「原状回復」の義務が生じます。
これは、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも定められており、借主と家主の負担範囲が明確にされています。

一般的に、借主が負担するのは、故意や過失による損傷(壁に穴を開けた、床を深く傷つけたなど)や、通常の使用では落ちない汚れ、臭い(タバコ、ペットによるもの)、そして害虫の発生や血液・汚物による特殊清掃が必要な場合などです。

一方、自然な経年劣化による損耗や、通常の使用による設備の損耗、不可抗力による損傷については、家主が負担することが多いとされています。
原状回復の判断は家主との協議が重要になります。

ゴミ屋敷特有の清掃内容

ゴミ屋敷状態となった部屋では、単にゴミを片付けるだけでなく、特有の清掃が不可欠です。
長期間放置された生ゴミやホコリは、悪臭や害虫(ゴキブリ、ダニなど)の温床となりやすく、これらへの対処は専門的な知識や薬剤、技術を要します。

また、カビの発生や、汚物による床や壁への染み込みも深刻な問題となります。
これらの汚れや臭いは、一般的なハウスクリーニングでは対応が難しい場合が多く、「特殊清掃」と呼ばれる専門的な清掃が必要となることがあります。
これには、害虫駆除、消臭、汚染箇所のクリーニングなどが含まれます。

ゴミ屋敷退去費用の目安と内訳

原状回復費用の目安

ゴミ屋敷状態の賃貸物件の退去にかかる費用は、原状回復費用とゴミの片付け費用に大別されます。
原状回復費用は、物件の状態や修繕の程度によって大きく変動し、目安としては2万5千円から80万円程度と幅広くなっています。

例えば、リビングや寝室では畳の交換(5千円~3万円/畳)、フローリングの張替え(2万円~6万円/畳)、壁紙の張替え(800円~1,500円/m2)などが考えられます。
キッチンでは、油汚れがひどい場合の換気扇クリーニング(5千円~2万円)やシンク交換(3千円~13万円)、水回りでは浴槽下のカビ取り(3千円~10万円)や浴槽・トイレ交換(30万円~80万円、10万円~25万円)などが含まれることがあります。
ハウスクリーニングのみの場合でも、1K~4DKで2万5千円~7万5千円程度が目安となります。

ゴミ片付け費用の目安

ゴミ屋敷の片付け費用は、ゴミの量、部屋の広さ、作業人数、作業時間などによって変動しますが、一般的に1K~1DKで3万5千円~11万円、1LDK~2DKで9万円~17万円、2LDK~3DKで14万円~24万円、3LDK~4DKで18万円~36万円、4LDK以上では25万円以上が目安となります。

これらはあくまで目安であり、特殊清掃やハウスクリーニングが別途必要となる場合は、さらに費用が加算されることがあります。

ゴミ屋敷退去費を抑える清掃片付け術

自分でできる片付け清掃

退去費用を抑えるためには、可能な範囲でご自身での片付けや清掃を行うことが有効です。
例えば、壁紙の軽微な剥がれや傷であれば、市販の補修材やテープ、カラーペンなどを使ってご自身で修繕することで、業者に依頼する範囲を減らせます。
床の簡単な清掃やカビ取りなども、事前に済ませておくことで、専門業者への依頼範囲を限定し、費用削減につながります。
また、自治体の収集ルールに従って、可燃ごみや資源ごみなどを分別・処分しておくことも、業者への依頼量を減らす上で役立ちます。

業者活用で費用を削減

ゴミ屋敷の片付けや原状回復は、専門業者に依頼することで、効率的かつ確実に進めることができます。
費用を抑えるためには、まず片付けと特殊清掃をまとめて依頼できる業者を選ぶと、セット割引などが適用される場合があります。
また、まだ使用できる不用品があれば、買取サービスを提供している業者に依頼することで、片付け費用から差し引いてもらえる可能性があります。

複数の業者に相談し、見積もり内容を比較検討することも重要です。
その際、料金だけでなく、作業内容、サービスの質、過去の実績や評判なども確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
秘密厳守や近隣への配慮といった、お客様のプライバシーに配慮したサービスを提供しているかも、業者選びのポイントとなります。

まとめ

ゴミ屋敷状態の賃貸物件の退去は、原状回復義務や専門的な清掃が必要となり、費用も通常より高額になる傾向があります。
しかし、退去時の借主・家主の負担範囲を理解し、悪臭や害虫、汚染への特殊清掃の必要性を把握することが第一歩です。
費用目安を知り、可能な範囲でご自身で片付けや清掃を行うことで、業者への依頼範囲を減らすことができます。
また、買取サービスを活用したり、秘密厳守など配慮のある業者選びを心がけることも、費用削減とスムーズな退去につながります。
不安な場合は、専門業者に相談し、適切なアドバイスと見積もりを得ることが大切です。

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